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月経不順(2)

照屋 里美

 

2.周期が長い

①経血の量が少ない
②顔色が青白い
③動悸
④舌の色が白っぽい
⑤冷え性・寒がり
⑥下腹部や下半身が冷えて痛む
⑦月経前や月経中に下腹部や乳房が張ったり痛む
⑧月経前におなかが張る、ふくらむ
⑨経血の色が赤黒く、レバー状の塊が混じることがある
⑩舌の色は暗く、紫色の斑点がある。又は舌の裏の静脈が紫色に浮き出ている
① から ④ にチェックが多い方は血液が不足しているタイプ。
このタイプは血液を補う食材(プルーン、ナッツ類、緑黄色野菜、レバーなど) を食事に多く取り入れましょう。
朝食抜きなんてとんでもない!! 3食しっかり食べ、睡眠も十分とりましょう。
漢方薬では血液を補う効果のある婦宝当帰膠など。
① から ⑥ (特に ⑤、 ⑥ )にチェック が多い方は、体を温める力が不足するために 体が冷え、血流が悪いタイプ。
このタイプは体を冷やす原因となる冷たい食べ物や飲み物の取りすぎに注意しましょう。
特に月経中は足もとを冷やさないよう、短いスカートはなるべく避けましょう。
漢方薬では体を温める効果のある八味地黄丸など。
⑦ から ⑩ にチェックが多い方は、ストレスなどにより、 気の流れが停滞するため血流が悪いタイプ。
このタイプは、 ストレスをためないよう、1日の間に自分の好きなことをする時間やリラックスする時間を持つようにしましょう。
ゆっくり呼吸する(20秒以上かけて)のもよいでしょう。
漢方薬では気の流れをよくする加味逍遙散や血液の流れを良くする冠元顆粒など。
3.周期が不安定
1) 初潮のころより不安定
このタイプは、主に腎(中医学では、ホルモン、生殖機能、免疫などを含む) の働きが弱く、生殖機能の発育が悪いため、一定の周期で生理がこないのです。
漢方薬では腎の機能を高めるのによく六味地黄丸などを使います。
2) ある時期より不安定
このタイプの方は、その時期に環境が変わったり、 大きなストレスがなかったでしょうか。そういう方は、 ストレスによりホルモンバランスがくずれてしまったために不安定になっているのですが、 根底にはやはり1) と同じく腎の働きが弱い方が多く見受けられます。
漢方薬では、ストレスに対する抵抗力を高め 気持ちをリラックスさせる加味逍遙散や腎の働きを高める六味地黄丸などを使います。

 

 

漢方薬での治療の際、女性の方には必ず月経のことをお聞きします。
月経の状態により、どのように体のバランスがくずれているかどうかが一番よくわかるからです。
月経が不順なのは、必ず原因があり、からだのバランスがくずれている証拠です。 結構月経が不順でも気にしていない方が多いのですが、前述したとおり、月経不順は不妊の原因にもなりますので、 なるべく早めに治しましょう!!

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