テレビや新聞では連日猛暑による影響や事故について報道されています。先日の報道では、
東京の平均気温はエジプトのカイロよりも高くなっていると伝えていました。

今回は夏の病気である夏バテ対策について説明いたします。
夏バテは暑さと湿気により体の代謝機能が低下して発症します。
暑くなると喉が渇き冷たい飲み物を欲しがります。
そこで冷たい物を飲み過ぎると胃腸が冷え胃酸が薄まり消化器系統の働きが悪くなります。
働きが悪くなると食欲がなくなり、 あっさりした物、水物を欲しがります。
そこであっさりした物や水物をとるとよけいに消化器系の代謝機能が低下し、
こんどは体を動かすエネルギーができなくなります。そうするとより体がだるくなり食欲がなくなり・・・と、
いう悪循環に陥り夏バテの仲間入りとなります。
夏バテになってしまったら次の点に注意してください。
  ①冷たい物をとりすぎない

②がぶ飲みしない(冷たい飲み物は食べるように飲んでください)

③温かくて消化の良いものをきちんと食べる

④体を冷やさない
夏バテが治るのをのんびり待つことができない方は・・・
とりあえず胃腸の働きを良くし、体力を増強する必要があります。
食欲が完全になくなっている夏バテ真っ最中の方は香砂六君子湯がよいでしょう。
これは胃腸の働きを良くする漢方薬です。
下痢がひどい方は、香正気散(カッコウショウキサン)半夏瀉心湯がよいでしょう。
だるい方は生脈飲や西洋人参が良いでしょう。
死ぬほど疲れている方には牛黄清心丸がおすすめです。
毎年夏バテになる方は体(抵抗力)が弱っていますので、
体質改善をして体を丈夫にする必要があります。体質改善として使う漢方薬は、補中益気湯・香砂六君子湯・帰脾湯・
十全大補湯などがあります。



夏バテ,