生理のお話
月経不順(1)
照屋 里美
現在、若い女性に月経不順の人が多く見受けられます。これは、
乱れた生活習慣や過酷なダイエットなどの食生活と密接な関係があるといわれています。
結構気にしていない人が多くいますが、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気から起きる場合もありますし、
また不妊の原因となる場合もありますので、軽くみてはいけません。
特に急に最近周期が変わってきたという方は要注意!!
月経周期が40日以上でも平気で月経不順でないと答える人もいますが、
正常の周期である約28日の前後7日以上ずれる場合は月経不順をうたがいましょう。
経血の量が多すぎたり少なすぎたりする場合も総称して月経不順といいますが、
今回は周期の乱れのみをご紹介致します。
まず、周期の乱れは大きく以下の3つに分けられます。
1. 周期が短い
2. 周期が長い
3. 周期が不安定
1.周期が短い
- 疲れて体がだるい、眠くて仕方がない(特に生理のとき)
- 風邪をひきやすい
- 息切れしやすい
- 下痢しやすい
- 経血の色は淡い
- 顔色が赤い、目が充血している
- 便秘になりやすい
- 舌の色が赤い、苔の色が黄色い
- にきびや吹き出物ができやすい
- 経血は鮮やかな赤色
- 上の1)から5)のチェック項目が多い人は、
気が不足しているために血液のコントロールができず血が漏れ出してしまうタイプ。
このタイプは、食事は3食きちんと(特に朝食)、睡眠は十分にが原則。
漢方では気を高める帰脾湯や補中益気湯など。
- 上の6)から10)のチェック項目が多い人は、
体に熱を生じているため血管か血液が追い出されやすく、出血してしまうタイプ。
このタイプは、がむしゃらに何かに熱中しやすい人に多い。 なるべくリラックスする時間を持つようにしたり、 辛い物や脂っこいもの、 お酒は改善するまではなるべくひかえましょう。
漢方では、温清飲や瀉火補腎丸など。
生理周期が短い人はその分出血も多くなるため貧血になりやすく、長く続くと心臓に負担をかけたりと重大な病気に発展する場合があるため、なるべく早めに治しましょう。
その他のタイプは次回に。
“ちょっと一息”
生理を昔から月のもの、月経といいますが、正常な周期の28日は月が地球を回る日数とほぼ同じなのです。
おもしろいと思いませんか?
