人は興味のある事に対してはある程度の時間、集中力を持続する事ができるのですが、その事に飽きてしまったり、好まない事に関しては集中力の持続時間が極端に低下します。人間の脳は神経の伝達とホルモンの分泌によって【意識】を維持するのですが、【集中力】を維持するには【過剰過ぎない脳の興奮】が必要になります。興奮が少なければ【消極的】なりますし、興奮が多すぎれば【過剰反応】となります。

中医学では生命活動を行うエネルギーを【気(き)】という概念で捉えていますが、脳の興奮を維持するためにはこの【気】がかかせない存在なのです。また人間の情志活動や【気】の生成に関係している臓器として「心」「肝」「脾」(脾:西洋医学的には胃腸に当たります)を重要視します。これらの内臓の働きが正常でないと【気】が不足したり、情緒が乱れ【集中力】が保ちにくいのです。

「心」や「脾」の気を補ってくれる薬草として【人参(にんじん)】【黄蓍(おうぎ)】【党参(とうじん)】などがあり、これらを含む漢方薬では 『生脈散(しょうみゃくさん)』、『香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)』、『補中益気湯(ほちゅうえっきとう)』 があります。

「肝」が疲れているとイライラしやすくなるのですが、そんな時は 【柴胡(さいこ)】【芍薬(しゃくやく)】【酸棗仁(さんそうにん)】【柏子仁(はくしにん)】といった薬草が合います。それらを含む漢方薬では『逍遙散(しょうようさん)』、『天王補心丹(てんのうほしんたん)』があります。

余談ですが、中国では受験を控えている子供に【紅景天(こうけいてん)】(別名:ラジオラ・ロゼア)という薬草を良く使うそうです。日本でも健康食品の形で入手出来ます。かくいう私も昨年“試験”を久しぶりに受けたのですが、その際【紅景天】 を早速試してみました!試験の結果は自分の予想以上でしたが、それも【紅景天】 の効果のおかげかと思ってます。飲んだ感じとしては、集中力が高まる事により自分自身の“潜在能力” が引き出された気がします。いまいち自分の能力が出し切れていない!と思う方は是非一度ご相談ください。

 

イスクラでは上記の薬やハーブを、生脈散は 『麦味参顆粒』(ばくみさんかりゅう)、香砂六君子湯は『健胃顆粒』(けんいかりゅう)、補中益気湯は『補中丸』(ほちゅうがん)、天王補心丹は『天王補心丹』、紅景天は『香ロゼア』(シャンロゼア)として製品化しております。