最近コマーシャルで一日に何度も流れている黒酢。
中華料理で使われるのを良く目にするようにもなりました。 この黒酢及び酢は体に一体どのような効果をもたらすのでしょうか?
また、黒酢と酢ではどのように違うのでしょうか?今回は黒酢・ 酢についてお話いたします。

酢は古来より調味料として使われており、ヨーロッパでは紀元前から、中国・日本など東南アジアでも二千年前ほど前から書物に記載されています。また調味料としてだけでなく様々な特性から保存料としても使われ、色々な料理を生み出しています。

さて、酢と黒酢の違いについてですが、短期間で醸造し、あまり醗酵させずに生成するのが普通の酢で、一年以上醸造して十分醗酵させて生成するのが黒酢です。黒酢は日本国内では南九州地方で壷の中で一年以上かけて作られますが、その間の醗酵により豊富なアミノ酸を含むようになります。これが普通の酢と黒酢の大きな違いです。このために黒酢は酢自体が持つ、人の体の新陳代謝を助ける働きだけでなく、豊富に含まれるアミノ酸がさらに新陳代謝を促すので疲労回復・老化防止にもってこいの食品と言えるでしょう。昨年、一昨年とアミノサプリブームでしたが、黒酢を摂ることにより、食事から豊かなアミノ酸を摂取することが出来ます。

中医学では酸っぱい味の酢は肝の働きを助けるとされます。肝は中医学では気の流れや蔵血など重要な働きを司っています。
酢を摂る事により働きが良くなります。また体の筋(すじ)や目の働きも肝によるものとされていますのでデスクワークで疲れた方には酢を使った料理などお勧めです。

私も現在は酢の愛好者でございますが、実は二十代の頃は酢の物が大の苦手でこの世のものとは思えないほど毛嫌いをしていました。
それが疲れを感じ始めた三十代直前に無性に酢の物が好きになってしまい、今では食卓に一品足してもらう時には大抵、酢の物にしてもらっています。そろそろ肉体のピークを迎える三十代前半ですが、酢を適度に取るようになってからは疲労があまり翌日に残らないようになったと思います。

調味料のひとつではありますが、酢は気軽に取れるサプリメントとも言えるでしょう。疲れが最近たまりやすい方やストレスの多い方、眼精疲労でお困りの方は酢を少し取ってみてはいかがでしょうか?