ここぞというときの大舞台に備えて


試験シーズンまっさかりのこの季節。入学試験、卒業試験、資格試験と、試験にもいろいろありますね。かく言う私も、学生時代は試験といつも向かい合わせ。そして数年前には薬剤師の国家試験にむけて毎日勉強していました・・(なつかしい)。試験勉強に限らず、人生の節目には緊張する大舞台を経験しなければなりません。スポーツの試合や、式でのスピーチ、就職活動での面接・・こういった緊張を経験して人間は成長するのかもしれませんが、そのような場面で実力を発揮できずに、いつも失敗したり後悔してしまうという方も多いはず。今回のコラムはそのような方にぜひ読んでいただきたい内容です。

Sitting a maths exam
Sitting a maths exam / william a kay


 

集中力を身につける!


試験勉強でまず必要なのは集中力。人間の集中力は1時間30分が限界と言われています。これ以上は無理せずに休憩を入れるとよいでしょう。問題は、この1 時間30分をどれだけ集中できるかどうか。10分も持たないという方は、まず環境を考えてみましょう。音や色、そしてにおいを工夫すると体はリラックスし、いざという時の集中も高まります。人それぞれ、好みがあるので自分に最適な環境を作りましょう。中医学ではあまりにも集中できない方は身体のバランスが乱れていると考えます。常日頃からイライラしやすいとか落ち着きがないのであれば、重鎮作用(心を静める作用)を持つお薬や、疏肝作用(ストレスを受け流す作用)を持つお薬を飲むと良いとされます。また、紅景天という植物から作られた香ロゼア(しゃんろぜあ)というお茶は、集中を高めるために良く使われます。




La notte prima degli esami..
La notte prima degli esami.. / Stefano Montagner - The life around me



落ち着くことも大切


試験の前は少し気分を高揚させた方がいいかもしれませんが、当日や前日は緊張しないように気持ちを落ち着かせることも重要。逆にスポーツの試合ではあまり落ち着きすぎてしまうと、潜在パワーが出ないかもしれません。そのバランスが難しいのですが、どちらかに偏っていると実力が発揮できません。試験前に眠れないという話は良く聞きます。そのような時はシベリア人参茶が精神を落ち着けるためにお勧めです。ただ、どうしても眠れないときには、「寝なくては」と深く考えすぎないようにしましょう。若いときであれば1日ぐらい寝なくても大丈夫ですから。


あるスキーのジャンプの選手は試合の前に前述の香ロゼアを服用すると自然と落ち着け、成績も好調とのことです。以前までは“あがり症”
で練習での実力を本番では出せなかったのですが、今では落ち着いてジャンプが出来るようです。そうそう、本番前に風邪を引いては元も子もありません。予防のために「板藍茶(ばんらんちゃ)」という漢方薬のお茶を飲んでいれば万全です。


 

いずれにせよ、自分の中で精一杯やったという自信が一番重要ではないかと思います。それでは皆さん、良い春を迎えられるように、悔いを残さずがんばってくださいね。