ウコンは沖縄県民の健康のもと?



5年程前にテレビ・雑誌などで取り上げられて注目を浴びたウコン。沖縄県に長寿の方が多いその理由の一つとして「ウコンを良く食べているから」と言われています。その作用は主に「肝機能改善」「二日酔い予防」「抗酸化機能」とされ、ウコンに多く含まれている“クルクミン”という成分がその効果をもたらすと考えられています。ストレスが多くお酒を飲む機会が多い現代人にマッチした製品と言えるかもしれませんね。「ウコン」の乾燥粉末はカレー粉に含まれるターメリックです。

 

とってもややこしい!


実は中国漢方でも「ウコン」を用います。ただし、日本でいう「ウコン」は中国では「姜黄(きょうおう)」といい、その効能も違うため注意が必要です。


ウコンの注意点


難しいですね。さらに輪をかけて「ハルウコン」「アキウコン」という植物の違いがあります。中国では両方の植物を特に分けて考えていないので、中医学的には、植物としての「ハルウコン(キョウオウ)」と「ウコン」で薬としての効果に違いはないとされます。日本では春に花を咲かせる「ハルウコン」を「キョウオウ」、秋に花咲く一般的なウコンを「アキウコン」と呼んでいます。また日本で「紫ウコン」と呼ばれる植物は漢方では「莪朮(がじゅつ)」という薬草として使われています。

「ウコン」を飲む際に、注意してもらいたいことが一点。体を温める作用があるということです。いつも体がほてり気味で、赤ら顔をしているお父さんには向いていないと言えます。二日酔いや肝臓の事で困っている方は、そのようなタイプが多いようですから、「ウコン」の飲みすぎはあまりお勧めしません。一方、中国では同じ症状に「川玉金(せんぎょくきん)」が良く使われています。体を冷ますうえに、ストレスを和らげる作用もある事などから、肝臓疾患には良く用いられます。