ノロウイルスは1968年にアメリカで発見されたウイルスです。
今まで小型球形ウイルスと呼ばれていましたが、このウイルスの中にはノロウイルス、サポウイルス、アストロウイルスなどが含まれます。
そのうち食中毒に最も関係するのがノロウイルスです。2003年8月よりノロウイルスと呼ばれるようになりました。
ノロウイルスは通年を通して発生し特に秋から冬にかけて多発します。「冬に食中毒?」と思われるひとでも、
生牡蠣などによる食中毒をイメージしていただければと思います。

ノロウイルスは人だけに感染して、病気を引き起こします。人以外の生物や食材の中では増殖しません。
そのため食中毒の原因物質と思われる食材から病原体を検出することが難しく因果関係をはっきりさせることが困難でした。また、
死に直結するような他の感染症に比べて比較的軽度な症状が多いため、さまざまな対策が遅れがちとなり認知度も低いものでした。


ノロウイルス食中毒の症状は?


ノロウイルスの潜伏期間は1~2日です。その後発症します。主な症状は下痢、吐き気、嘔吐、腹痛、症状がひどいと発熱、頭痛、
関節痛を伴うこともあるため、風邪だと思っている症状がノロウイルスによる場合も多いのです。


どんなものが原因で起こるの?



1)原因食品のトップが牡蠣などの貝類です。それ以外に野菜サラダ、ケーキ、サンドイッチ、和えものなど生ものや、
加熱不十分の加工食品からも感染します。


2)調理従事者などの手を経て、二次汚染された食品を食べたとき。


3)人から人へ直接感染するケース。介護にかかわる人が糞便や吐物の処理をすることで、間接的に感染するケース。


 


【予防の注意点】

1. 食品を取り扱うときは手洗いを十分に。

2. ノロウイルスは熱に弱い特徴がありますので、できれば貝類などの生食を避け、過熱する場合も中心部まで火を通すなど、
十分加熱する必要があります。

3. 食材周辺を清潔に保つため、給水施設や調理器具の衛生管理を徹底する。

4. 吐物や排泄物の処理には厳重な注意を払い、ウイルスを飛散させない方法をとる。


漢方ではどんな対策ができるの?


衛益顆粒(えいえきかりゅう)

 


発症しないように普段から十分免疫力が保てる体作りが必要です。
ウイルスや細菌に負けない丈夫な体を作るには衛益顆粒
(えいえきかりゅう
がオススメです。

万が一発症した場合にはウイルスに対抗できる漢方薬、板藍根(ばんらんこん;日本では板藍茶として普及しています)、
下痢や嘔吐を改善する勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)などを服用することで症状を軽めに抑えることができます。


 


ウイルス感染には1人1人の細かな注意が大事です。自分がよければそれでいいという考えではなく、
みんなの健康を考えて衛生管理を徹底することが重要になりますね。