思春期には「青春のシンボル」と呼ばれるニキビですが、
その原因を詳しくご存知の方は少ないと思います。

思春期のニキビは発育段階においてホルモンの過剰分泌により顔などの毛包が異常に発育し毛穴がつまり、
さらにその部分が細菌に感染することによりおこります。症状としては、毛穴の部分が赤くブツブツしたり、膿が出ることもあり、
その部分を指で押してみると白や黄色味がかった角質のようなものが出たり、脂っぽい感じがします。ひどい場合には、
治った後もニキビ跡を残し、美容上の問題になってしまいがちです。

 多くの場合青春期特有のものと考えられるニキビですが、成人期以降も同じような症状が見られる場合があります。
これは特に女性の場合生理などに伴うホルモンのアンバランス、ストレスによるもの、食生活の不摂生、又、
ステロイド剤の使用によるホルモンの乱れも原因の一つになります。


 一つでも顔に出来ると大きな悩みの種になるニキビですが、誰もが必ずなるかというとそうではありません。
人間の皮膚には油性、中性、
乾燥と3つのタイプがあります。ニキビが出やすいのはこの中でも油性タイプの肌の方です。
中国漢方ではニキビを体に余分な熱(炎症)
があるからと考え、症状に合わせて段階ごとに治療を行っていきます。
ですからニキビが気になる方が毎日の生活の中で辛い食べ物やお酒などの刺激物、
甘いものなどを過剰にとれば体にたまった熱が余計悪化してなかなかニキビも治りませんし、脂っぽい肌も改善されません。

まずは毎日の生活の中で実践できることから始める事が大切です。

刺激のある食べ物は避け、野菜や果物などを積極的に食べる。

適度な運動をして便通をよくするなどの心掛けも大切です。もちろんご自身で肌が脂っぽく感じられる方はこまめな洗顔も大切です。
(普段の化粧もニキビが出やすい肌の方には刺激になります。化粧も極力薄めに。)




 














ニキビの出やすい場所

 









 


 また、ニキビの出やすい場所から原因をある程度判断できます。(注:必ず以下のことが原因というわけではありません。)



  • おでこに症状が出やすい方はストレスが原因として考えられます。これは思春期にも当てはまり、
    受験生などがおでこのニキビで悩んでいらっしゃる方が多いです。(この場合受験が終わると徐々に症状が良くなることが多いです。)

  • 鼻から上唇の間、ほほなどに症状が出やすい、
    生理の5~7日前にこの部分にニキビが出るという方はホルモンのアンバランスによるところが大きいです。この場合薬局などで相談の上、
    生理の状態を整えることが大切です。(生理痛がひどい、生理に塊が混じる、
    生理の周辺でイライラなどの精神的症状が出るなどの症状があればそれらを改善していくことが大切です。)

  • あごのラインに症状が出やすい方、胃腸の調子が悪いとこの部分に症状が出やすいです。普段の食生活に不摂生はありませんか?
    または、食生活は気をつけていても何らかの胃腸の疾患があるかまたは、元々胃腸が弱いのも原因になります。


以上のことなど気をつけて自分の症状と比較してみてください。慢性的でなかなか改善されないような場合は一度専門の先生などにご相談されて漢方薬などを服用されると治りは断然よくなりますよ。