連日の真夏日。太陽がギラギラと照りつけた灼熱のアスファルト、ヒートアイランド現象も手伝って気温はグングン上昇。
街を行き交う人々の汗をぬぐうハンカチも大活躍し、無意識に木陰やビル影を探してしまいます。また室内にいても昔の木造の家屋と異なり、気密性が求められるコンクリの室内の温度はもちろん湿度も高まっていき、ついつい冷房の電源を押さずにはいられないですよね。・・・文字にしただけでも暑さを感じます。

ただ、そこでご用心。外気温度と室内温度の差が5℃以内でないと、急激な温度変化によって体内で調整が出来ずに体内部が冷え切ってしまいます。そこで引き起こされるのは頭痛や腰痛、食欲不振、不眠など、また女性に至っては生理痛など顕著に現れてしまいます。それが冷房病です。今では体内の温度調節の不具合から「自律神経失調症のひとつ」と言われています。

一番良いのは冷房の設定温度を上げることですが、なかなか出来ない場合には生活習慣から見直していきましょう。

中国では昔より衛気(体のバリア機能の調整を行う“気”)を強化する処方として「玉屏風散(衛益顆粒)」を用います。皮膚や粘膜の防衛のパワーを高めるのもひとつです。また、半身浴や睡眠改善に気をつける事で大分違ってきます。でもなかなか時間がとれずに、出来ないことも多いですよね。そんな時には・・・・・

1、 血行の改善

快適な暮らしにより汗をかかなくなり、血流の循環が悪くなります。そうなると頭痛や腰痛だけでなく肩の凝りなど気になる症状も出てきます。そんな“オ血(血行不良)”な症状には「冠元顆粒」が良く使われます。また血虚の方は「婦宝当帰膠」なども使われています。

2、 食生活の改善

食欲不振だからといって冷たい麺や即席な食べ物だけでは体を壊してしまい、余計に冷え込む体になってしまいます。まずは消化器系である“脾”を整えることが大事です。酸味のものや少し塩味や苦味のあるものをいただきましょう。また温かい物を食べるように心がけましょう。特に餡かけ系の食べ物でしたら葛が入っているので体の芯から温まります。
周りに暑がっている方がいたら旬の野菜で体内から冷やしましょう。たまにはかき氷もいいですが、やはり旬のお野菜(トマトや胡瓜や苦瓜など)がおすすめです。

しっかりとした防寒対策はもちろん、日頃からの生活の中で暑さと共存できるような暮らしを楽しみたいですね!

 


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