慢性疲労とは検査では異常が見つからないのに、疲れ続く、食欲不振、朝からだるく体調が悪いなど、原因不明の長期的な疲労のことをいいます。通常は、睡眠をとったり、リフレッシュすれば回復して、また頑張れるものです。しかし、慢性的な疲労感があると気持ちも体力も低下していて、睡眠をとってもなかなか疲れはとれず、さらに疲労がかさみ心身ともに悪化しやすいのです。

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原因


過度のストレス、食生活の異常、運動不足、まじめ・几帳面な性格の人はなりやすいなど、これ以外にも様々なことがあると思いますが今現在、明確な原因は不明とされています。

 

中医学的には


慢性疲労は主にエネルギーが不足している“気虚”特に脾気虚の状態であるといえます。脾は「後天の本、生化の源」ともいい、食物の消化吸収、水分代謝を行い全身に栄養を送っています。つまり脾は気血を生成する源なのです。ところが、脾胃の機能低下がおこると、脾胃のエネルギーが不足し、食物から栄養を吸収することができなくなり、栄養物を体中に行き渡らせることが出来なくなります。そして、その影響が全身に及ぶと、慢性の疲労を主な原因とするさまざまな症状が現れてきます。つまり、慢性的な疲労感は脾胃の機能低下を知らせる合図なのです。また気と血は密接な関係があり、血虚や気血両虚も起こりやすくなります。

 

漢方薬


生きて行くために大切な気や血が不足しているので、補うものが必要です。
補中丸・・・胃腸の働きを良くし、食欲不振や、胃下垂などを改善します。
健胃顆粒・・・脾の気を補って余分な水分を除去します。
麦味参顆粒・・・気を補い、多汗、口渇など水分代謝の異常を改善します。



 

まとめ


慢性疲労は一度おきてしまうと、回復するのに時間がかかります。日ごろから疲労やストレスなどを溜め込まないよう気をつけること、
適度な運動することが大切です。