お花も咲き誇り、春爛漫ですね。ぽかぽかして楽しいはずの春なのに、なぜか憂鬱・なぜかイライラ・
・・ と情緒が不安定になったり、眠れなくなる、目が充血するなど、不快な症状に悩まされることはありませんか?

これは自然界の陽気と共に体の陽気も盛んになり、春の臓器である「肝」が興奮気味になりバランスを崩すからです。


本来ならば「肝」はストレスを上手に消化し、心身のバランスを調節する臓器。しかし日本の春は別れや出会いの季節。
新しい環境のストレスに負けやすいのも事実なんです。
そんな時に味方になってくれるのが、「花茶」。花茶は目にも美味しく、
香りも豊かなリラックスティーです。たかがお茶といえども、生薬の香りとエキスを抽出するのは煎じ薬と同じ考え方。美味しく、手軽に、
プチ漢方を生活に取り入れて!


【体質別!症状別!心と体にやさしい花茶の紹介】


菊花茶


この季節に特にぴったりなのは、菊花茶。中国では春から夏にかけてよく飲まれています。

菊は漢方薬としても最もポピュラーな生薬のひとつ。体に潤いを与え、余分な熱を冷まし、イライラを鎮静させる働きもあります。

そしてなにより有名なのは「目にいい」こと。パソコンによる疲れ目や充血、花粉症のかゆみも鎮めます。


入れ方:カップに菊の花 5 輪を入れ、熱湯を注いで蓋をして 3 分ほど蒸らす。花が開いたら飲む。


ちょっとプラス:+ウーロン茶、緑茶、ほうじ茶、ミント、枸杞の実


体質別タイプ:陰虚(からだに必要な潤いが不足し、熱がこもるタイプ)


症状:目の疲れ・充血・イライラ・頭痛・肩こり・ほてり・吹き出物・カゼ


また、スティックタイプの「香菊花」もあります。菊花の微粉末と抽出エキスをお湯に溶くだけ。職場で、旅先で、
上手に活用してください。


茉莉花茶(ジャスミンティー)  



中華レストランでよくでてくるのがジャスミンティー。すっきりとした香りが好きな人も多いはず。

香りのよい食べ物は気のめぐりをスムーズにする働きがあります。茉莉花もそのひとつ。自立神経を整え、
緊張をほぐしリラックスさせる効果があります。お仕事中、リフレッシュしたい時に、どうぞ。


入れ方:温めた急須に茶葉を適量入れ、湯を注ぎ、 1 分半蒸らす。


体質別タイプ:気滞(ストレスが多く、気のめぐりが悪いタイプ)


症状:自律神経の乱れからくる諸症状・不眠・緊張


バラ茶(マイカイカ茶)  



バラ科のマイカイの花蕾。甘く高貴な香りが日常をリセットして新しい元気を与えてくれます。

バラ茶は体を温めながら、気のめぐりと血液のめぐりを促す働きがあります。多忙な日常で体に不調を感じたら、
バラ茶でセルフケアを。


入れ方:カップに瑰花 3 輪を入れ、熱湯を注いで蓋をして 1 分ほど蒸らして飲む。


ちょっとプラス:+紅茶、黒砂糖、ショウガ


体質別タイプ:お血(血液のめぐりが悪いタイプ)


症状:お肌の悩み(しみ・くすみ・くま)・冷え症・生理痛・月経不順・胃痛・気分の落ち込み