気になる病気
脂質代謝異常症(高脂血症)と漢方
日本橋店 折原 美香
脂質代謝異常症とは

血液中に含まれる脂質が過剰もしくは不足した状態です。2007年7月から高脂血症から脂質異常症へと改名されました。 血液中のコレステロール、中性脂肪が正常範囲を超えた状態になると、心筋梗塞、脳梗塞といった「動脈硬化性疾患」を起こしやすくなります。
また、糖尿病や高血圧、肥満など他の生活習慣病と合併しやすく、やはり動脈硬化を起こすリスクファクターとなります。つまり、 脂質代謝異常を予防することは、動脈硬化を予防することにつながるのです。
脂質代謝異常症の主な原因
原因の約8割は過食や過度の飲酒、運動不足、それに伴う肥満、喫煙、過剰なストレスなど乱れた生活習慣によるものです。 食事で摂った脂肪や糖質などは、体内でコレステロールや中性脂肪を作る材料となります。一般に、 コレステロールの多い食品や動物性脂肪のとり過ぎはコレステロールを増やし、甘いもの、 アルコールのとり過ぎは中性脂肪を増やすと言われています。
その他、遺伝的要因や甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、クッシング症候群、糖尿病などの病気、 一部の薬物が原因となる場合もあります。
脂質代謝異常症の予防と漢方
今現在のご自分やご家族の生活の中に、脂質代謝異常症の引き金となりうる“悪い習慣”があるようでしたら、 早めに軌道修正することが大切です。さらに漢方薬の服用で、脂質代謝異常症になりやすいお体の状態を改善していくのもよいでしょう。 脂質代謝異常症を未然に防ぐことは動脈硬化の予防につながります。
動脈硬化は、文字通り動脈が硬くなりしなやかさを失った状態です。その結果、血管の内側が狭くなって心臓に負担をかけます。 血液の流れが悪くなり、中医学的には“お血(血の流れが良くない状態)”と考えます。
また、過労やストレスなどの多い生活や便秘気味の方など“気滞(気の巡りが良くない状態)”が続きますと、 上記の血の流れにも影響しお血を招く一因ともなります。
漢方薬・健康食品では
お血に対して

冠元顆粒(かんげんかりゅう)や田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)など。
心サージ(サージフラボノイド製剤)を併用して頂くと、動脈硬化予防にはより効果的です。
気滞に対して

加味逍遙散(かみしょうようさん)、開気丸(かいきがん)など。
養生茶“橘香茶(きっこうちゃ)”を食事の時にプラスして頂くと、胃腸にもよく、気分もすっきりします。

また、最近、外食続きでお腹が出てきた方、運動不足の方、むくみやすい方には“三爽茶(さんそうちゃ)”がオススメです。 食事で摂った脂肪を分解し、体の血と水の流れを良くする健康茶です。
※ 上記はほんの一例ですので専門家にご相談の上、 漢方薬や健康食品をお試しください。
健康診断の結果が気になる方、まずは日ごろの生活習慣を一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
お家ご飯を増やせば身体にもお財布にもやさしい。また日付けが変わるまでには寝る、1日1回はリラックスタイムをつくる、
体を動かすことを意識するといったちょっとした心がけが、動脈硬化の予防につながるでしょう。
