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不妊と漢方(18) 月経不順の妊娠例

原宿店 木梨 聡子

不妊と漢方 月経不順の妊娠例

PHM06_0290

<35歳女性>

月経周期が35~80日と月経不順があったので、結婚前の2年間漢方薬を月経期・卵胞期・黄体期と周期に分けて服用していました。

体調は良くなるもののなかなか周期が整うまでに至らず、周期ごとに種類をかえて服用するのにいささかストレスを感じ、 次第に漢方薬から遠ざかっていきました。その後結婚、1年たった頃に再来店されました。

基礎体温表によると、排卵までに40~60日かかることもあり、その間10日ほどの不正出血があるという状態でした。

来店された時は、70日間ずっと低温のままでその後出血が始まりその5日目でした。

お勧めした漢方

ご本人の希望もあり、今回は周期に分けずに同じ薬で様子を見たいとのことでした。

出血していることもあって、キュウ帰膠艾湯、田七人参、参茸補血丸などをお勧めしました。それぞれ中医学的には

キュウ帰膠艾湯:補血、止血、調経、安胎
田七人参:活血、止血
参茸補血丸:温補益腎、大補気血

と考えます

卵巣機能をアップさせる補腎補血薬、内膜を良い状態に保つ活血薬などを使用しますが、 この場合は不正出血を防ぐため活血と止血の両作用をもつ田七人参を選びました。

また、 補腎薬も各種ありますがその中でも参茸補血丸は動物生薬の鹿茸(ロクジョウ)などが配合されることにより効果はより高いと思われます。

参茸補血丸1-10箱+蝋丸

その後…

服用し始めて3日目に出血は止まり、肩こりや目の下のクマが徐々に減ってきたとのことでした。

服用し1ヶ月がたったある日、「妊娠陽性反応が出ました!」との連絡を頂きあまりの早い結果にご本人も驚いておられました。

妊娠が成立するにはあらゆる好条件が重なってのことですが、妊娠期間・ 出産前後と約10ヶ月の間母子共に良い状態を保ち続けられるよう祈るばかりです。

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