発熱、悪寒、ノドの痛み腫れ、鼻水、頭痛など、カゼの症状は様々ですが、
大きく3タイプに分けることができます。


赤いカゼ …ノドが痛い、口が渇く、熱っぽい

青いカゼ …節々が痛い、ぞくぞく悪寒がする、首筋が張る

黄色いカゼ …むかむかする、体がだるい、下痢症状


あなたのカゼはどのタイプですか?


ここでは初冬に多い赤いカゼと青いカゼの薬膳料理を紹介します。


青い
カゼに<簡単おだまき蒸し>


材料



  • 卵1個

  • 水 350cc

  • 鶏ひき肉 80g

  • うどん半玉(約 100g )

  • 白葱 5cm (みじん切り)

  • 生姜みじん切り小さじ1杯強

  • シメジ2房

  • 葛粉 10 ~ 15 g

  • 薄口醤油、

  • 塩、

  • みりん 適宜

  • あさつき適量



作り方



1.水 350cc が沸騰したら鶏ひき肉を入れ、アクを引いて1,2分後火から下ろす

2.①の茹で汁を漉して薄口醤油、塩、みりん、酒で味を調え、冷ます(ひき肉は葛あんに使うので取っておく)

3.うどんに湯を回しかけ、ほぐして、よく水気を切る

4.ボールに卵を割り、泡立てないようにときほぐし、冷ました②の煮汁のうち 200cc を加えて混ぜ、薄口醤油、塩、砂糖、みりん、酒で味を調える

5.丼にうどんと卵液を入れ、湯気の上がった蒸し器に入れて約 10 分蒸す。蒸している間に葛あんを作る

 

 


6.鍋に①の鶏ひき肉・生姜・白葱・しめじ・①の茹で汁の残り 200cc を入れて煮立て、薄口醤油・塩・みりん・酒でやや濃いめに味を調える

7.⑤に水溶き葛粉を加えてかき混ぜとろみがついたら火を止める

8.⑦のあんをおだまき蒸しにかけあさつきを散らして頂く






*おだまき蒸しは、うどん入りの茶碗蒸しです。上に鶏肉、かまぼこ、ぎんなん、椎茸などを飾るかわりに、体を温める葛あんをかけました。


*蒸し時間は目安です。竹串を刺してみて澄んだ汁が出たら出来上がり。



<食材の効能>


鶏卵…各器官の生理的な機能を促進し、体力を増強する

鶏肉…おなかを温めエネルギーを補う

葱白…発汗作用でカゼを追い払い、気の巡りをよくする

生姜…胃腸を温め、寒気を追い払う

シメジ…免疫力を高める、気を補う

葛粉…寒気を追い払い首や肩の凝りを解消する


赤い
カゼに<板藍茶と薄荷のお粥>


材料



  • 冷や飯 

  • 茶碗半分

  • 水  

  • ご飯の2,3倍量

  • 板藍茶 1包

  • 新鮮なミントの葉 適量


作り方


1.冷やご飯を水から弱火で煮る

2.ご飯が柔らなくなったら、板藍茶を加え、塩少々で味を調える

3.火を止め、刻んだミントの葉を加えてさっと混ぜる

4.器によそって、暖かいうちに頂く


<食材の効能>


米…胃腸を丈夫にしてエネルギーの元である気を高める

ミント(薄荷の葉)…頭部の余分な熱を去り、ノドの炎症を抑える

板藍根…血中に熱を除き解毒する 抗ウィルス作用、抗菌作用



〈カゼを引かないためには?〉


中医学には‘未病先防'(カゼを引いてから治療するより、カゼを引かないようにまず予防しよう)という考え方があります。
ではどうすればカゼを予防できるのでしょうか?


暖房を使い始める室内はかなり乾燥しています。鼻や気道の粘膜が乾燥すると、空気中の埃や細菌・ウイルスが付着し、
排除しにくくなってしまいます。定期的な換気を心がけ、加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりして、適度な湿度を保つようにしましょう。


日頃からすぐ喉が痛くなったりする人は、板藍茶でのうがいもおすすめです。