薬膳食材としてのウドは?

独特の香気とシャリッとした歯応えが美味しいウドは春に出回る山菜としてお馴染みです。ウドの大木などといいますが、実はウコギ科タラノキ属の多年草です。

漢字では「独活」と書きます。薬用としては根茎が和独活(ワドッカツ)または九眼独活(キュウガンドッカツ)の名称で使われます。中医学的な効能は通経絡・袪風湿・止痛・利尿などで、カゼ・頭痛・リウマチ・神経痛などに用いられます。また民間では茎や根の生汁を精神不安の時や強壮剤として用います。

お勧めレシピ

薬用としては根を利用しますが、ウドはどこも捨てるところがありません。新芽や若芽は天ぷらに、根茎は皮を剥いてサラダや酢の物に、皮はきんぴら、果実や根は滋養強壮のウド酒にできます。今回は皮とゴボウを使って定番のきんぴらにしました。ウドとゴボウという香りを楽しむお総菜です。

ウドと牛蒡のきんぴら

ウドの皮とゴボウのきんぴらCIMG3879

【材料】

牛蒡    30cmくらいの3本
ウドの皮        30cmくらいの1本分
生姜    スライス3枚
白だし    大1
みりん    大2
酒    大2
醤油    大2
ごま油    大2

【作り方】

1.    ゴボウは皮をこそげささがきにして酢水にさらしてあくを抜く。
2.    ウドの皮は厚く剥き、細切りにして酢水にさらしてあくを抜く。
3.    生姜は線維に沿って細く切る。
4.    鍋にゴマ油を熱し、ゴボウ、ウドの皮、生姜を炒め、好みの固さに火が通ったら調味料を加えて炒りつけ火を止める。
5.    好みで、すりゴマや七味をふっていただく。

【食材の功能】

ウド…辛苦/温/肝腎/袪風除湿、舒筋活絡、和血止痛
ゴボウ…苦/涼/肺・心経/散風熱、消腫毒
生姜…辛/温/肺胃脾/散寒解表・降逆止嘔・化痰止咳・解諸毒
黒ごま…甘/平/肝脾腎/養血益精・潤腸通便




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