第5回目のテーマは「生理痛・生理不順」。

毎月痛みのない生活を思い描きながら
頑張っている女性の皆さん、必見です!!

まずは、ご参加の皆さまを鶏血藤(けいけっとう)茶でお出迎えです。

ちなみに鶏血藤は、ムラサキナツフジという植物の蔓茎。
活血補血のはたらきで、貧血女性の生理不順や生理痛、
無月経などに使う生薬です。

決して鶏の血を使ったお茶ではないのでご安心くださいね。お店では“冠藤茶”という女性に人気のお茶です。

なんだか厨房からいい香りが・・・!!
気になる今回のメニューは

・    十全大補湯スープ
・    鰹のサラダ
・    葛きりの当帰密かけ
・    二至丸のお茶(めおと茶)

 

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まずは鰹のサラダ。
グリーン鮮やかなレタスやアスパラガスが、
秋鰹を引き立てて華やかな前菜です。

にんにくで下味を付けた鰹をみょうがや
かいわれと一緒にさっぱりと頂ける一皿。

鰹には、気血を補い、
胃腸を温めながら消化吸収を助けるはたらきがあります。

まさに、冷え性タイプさんの生理トラブルで悩む女性にはオススメの食材です。

 

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いよいよ今回のメインディッシュの登場です。
(すみません、あまりのおいしさに撮影が終盤になってしまいました)

漢方薬の十全大補湯をベースに、
干し椎茸や骨付き鳥腿、長ネギ、生姜、
チンゲン菜がたっぷり入った薬膳スープ。

苦味も独特な漢方薬の味もなく、
疲れた時や体力低下時に良さそう。

ちなみに十全大補湯は、滋養強壮、
気血を補う有名な漢方処方です。

お口直しは二至丸のお茶で。
日本橋店でもお客様へのウエルカムティーとしてお出ししています。

肝と腎のバランスを整えるので、
夫婦で飲んでいただきたい子宝のお茶として“めおと茶”と命名しています。
もちろん、気の巡りを整えて、リラックスしたい時にもぜひお試しくださいね。

 

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デザートは葛きりの当帰密かけ。
なんと、ここにも生薬が使われているから驚きです。

葛きりにかかった甘いシロップには、
女性の宝、美容の女王ともいわれる“当帰”がたっぷり。

当帰には、
補血調経、活血行気、止痛、潤腸通便のはたらきがあり、
当帰がメインの“婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)”は
女性に大人気のシロップ系漢方薬です。

 

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そろそろ、お腹も満たされてきたところで、

中国公認国立北京中医薬大学日本校顧問・薬膳専科教授 中村きよみ先生
に冷え・生理痛・生理不順をテーマにご講義していただきました。

女性のからだは、初潮を迎える14歳頃から
閉経を迎える49歳前後までひと続きで、
ある一時期の、一部分の症状だけを切り離して
考えることはできないようです。

そのため、若い頃の生活や健康状態は
必ず更年期や老化に反映されるとのお話がありました。

ただ、誰にでも起こりうる老化や変えることのできない寿命でも、
中医学の知恵を生かして体調を整えれば、
エイジングをゆるやかにできる、という心強いお言葉も。

なるほど。
とても説得力のある、女性には本当に嬉しいお言葉です。
また、生理トラブルによい食材も沢山ご紹介していただきました。
医食同源、食養生の大切さを改めて感じました。

イスクラ薬局日本橋店からは、
生理痛・生理不順の主な5つの原因(血虚・お血・気血両虚・ストレス・冷え)と、
実際にお店でお客様にお渡ししている主な漢方薬について、詳しく解説していただきました。

例えば、今回のデザートで使われた当帰たっぷりの婦宝当帰膠は、
お体の滋養となる血が不足しがちな血虚タイプの方におすすめの漢方薬。

生理周期が遅れ気味の方、生理後半に疲れやすい方、
腰やお腹の重苦しさが気になる方にもあてはまるようです。

原因はひとりひとつとは限らず、
幾つもの原因が重なってまた別の原因になることもあるそうです。

だからといって悲観的になる必要はありません。
漢方薬や養生で一番つらい症状を改善しながら、
本質を見極め、体質を改善してゆくと主症状以外の体調も
良くなるケースは珍しいことではないようです。

相談員さんのお話から、なんとなく希望を持った方も多いのでは?

生理痛はなくて当たり前。
冷えや生理トラブルを早い段階から改善しておけば、
加齢に伴う多くの病気の予防にもつながることを
今回のセミナーから学ばせていただきました。


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