すっかり陽気も良くなり、薄着の季節がやって来ました。ボディラインを引き締めようと、せっせとトレーニングしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?勿論それも必要ですが、体質にあった食養生も併用されるとより効果的です。

ハトムギには脾(消化器系統)を丈夫にし、体内の余分な水分を排出する作用があります。今回はハトムギの効能などを詳しくご紹介します。

はとむぎ(はと麦、鳩麦)

中国語名:薏苡仁、苡仁、苡米、尿珠子、米仁、起実、六谷子

中薬名:薏苡仁

性味:甘・淡/涼  帰経 脾・肺・腎経

はと麦は、東南アジア原産のイネ科の一年草です。日本では、300年ほど前から薬用として栽培されるようになりました。はと麦には利尿作用、消炎作用、抗腫瘍作用があります。また、はと麦を長い間食べ続けていると、肺や腸の働きが活発になり、新陳代謝が盛んになるので、自然に肌がきれいになるという美肌効果も期待できます。

chinese pearl barley
chinese pearl barley / homemade-chinese-soups.com


 

中医学的な効能:


利湿健脾(余分な水分(湿邪)を排出し、胃腸の働きを高める)


舒筋徐痹(筋を柔らかくし、関節痛、痺れなどを治す)


清熱排膿(体内の熱を収め、器官の膿を取り除く)


 

<活用法>


・ひきわりのはと麦は米に混ぜてそのまま炊くことが出来る(米の一割程度が目安)

・にきび、吹き出物に:はとむぎローション(はとむぎ250グラムに白ワイン一本(760CC)か日本酒4合を注いで一週間置く、洗顔後、蒸しタオルで顔をパックし、毛穴を広げてからローションをたっぷりつける、乾いたら又塗る作業を3回繰り返す)

・美肌に:はとむぎ入浴剤(はとむぎ50gをカップ5杯の水で、30分煎じた汁を浴槽に入れる)

 

以上ハトムギのご紹介でしたが、活用法に書かれているひきわりはと麦を、実際我が家では毎日お米、発芽玄米、米粒麦と一緒に炊き込んで食していますが、はと麦を入れるとご飯が白くなるのですよ、まさに“美白効果”ですね(笑)。そしてもう一つのメイン食材の空豆は、その身の部分は勿論ですが、そのさやや皮、特に皮に薬効があると言われているので、今回調理をするにあたり、さやごと蒸し茹でし、そのゆで汁も有効活用しています。そしてハトムギは、煎ることで健脾(消化器系統を丈夫にする)作用が高まることから、生のハトムギ粉末(こちらは水分の排出作用に優れている)と共に煎ったはと麦も使用しています。また、これもレシピで使用した亜麻仁オイルはオメガ3脂肪酸を含んでおり、悪い脂肪を洗い流す効果があると言われています。

空腹を我慢するダイエットより、上手に食材を選んで“食べて美味しくダイエット”を目指したいですね!

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