坐骨神経痛


坐骨神経は末梢神経の中でも最も太く長い神経です。坐骨神経痛とは坐骨神経が刺激されることで起因する神経痛であり、病名ではなく症状の総称です。

症状は様々で痛みは自覚症状であり、本人にしかわからないとのことが多く個人個人で表現が微妙になり
①いつも、おしりに痛み、しびれがある
②太ももの外側や裏、ふくらはぎ、かかとなどに痛み、しびれ(下肢痛)がつづいている
③足が激しく痛み、歩くと歩けなくなる
④腰を動かすと下肢の痛みが激しくなる
⑤痛みやしびれ以外に冷感やだるさがある など・・・


痛みの程度も、ズキズキ痛む、激痛が走るなどさまざまで、重症になると排尿障害を起こしたり、失禁したり便秘がちになったりすることがあります。

 

原因は・・・


坐骨神経の圧迫、
脊椎神経根の圧迫、
梨状筋症候群、
腰部脊柱管狭窄症、
椎間板ヘルニア、
腰痛すべり症 などがあります。

最も多い原因は腰椎椎間板ヘルニアです。吐出した腰部椎間板は坐骨神経を圧迫して、神経痛が生じます。椎間板が年を取ると髄核の水分が失われるためため不安定が生じ、繊維輪にも亀裂が生じるようになります。

 

中医学でみると・・・


坐骨神経痛は「腎虚」が基本ベースになる事が多いです。その他に「風」・「寒」・「湿」の邪気が原因となる場合があり、経絡の「気」「血」の巡りが滞り、痛みが生じます。

 

漢方薬では・・・


腎の働きを整える「補腎薬」と、気血を巡らし、邪気を追い払う「袪風湿薬」「活血温経薬」などを使用します。

例えば、参馬補腎丸、独歩顆粒などがあります。



ただし、実際漢方薬は種類が多いため、ご服用をご検討の際には一度相談されてからの方がいいですね。