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三猿だけではない!2016年のパワースポット日光旅。

こんにちは!柳沢侑子です。
今年は申年。申にご縁がある神社・仏閣は2016年のパワースポットになりますので、見逃せない!!いうことで、申といえば『見ざる、聞かざる、言わざる』で有名な日光東照宮へ行ってきました!

見ざる、言わざる、聞かざる
風水と陰陽道で都市計画をした徳川家康公は死後も江戸に良い気を送り、江戸を守り続けるために、江戸城の真北であり、龍穴(風水的に気が噴き出す場所)である日光という場所に、風水・陰陽道のあらゆる手法を駆使して日光東照宮を造ったととされ、パワースポットとして非常に有名です。さらに、今年はなんと家康公が日光に御鎮座されてと400年という節目の年!
「日本の神様は人間臭くて、こちらが盛り上げるとご機嫌が良くなるといわれています。実際に鎌倉時代にそのような文献も存在しています。今年は私たち、頑張って盛り上げているのでご利益がありますよ~!」と日光東照宮の方がおっしゃっていました。
最強のパワーがいただけそうな、2016年の日光東照宮!!今日はそんな日光東照宮で気になった場所をご紹介したいと思います。

 

【その1:癒しの輪王寺】


輪王寺

日光は二社一寺(日光東照宮、二荒山神社、輪王寺)といい、お寺と神社2つが隣接しているという珍しい場所で本当に見どころが沢山あります。日光というと徳川家康の日光東照宮が有名ですが、家光公で有名なのが輪王寺です。輪王寺は日光山にある寺院群の総称で、日光東照宮よりも敷地が広く、敷地内には15もお寺や神社があるという広さです。

ちなみに有名な家光公の墓所が大猷院ですが、こちらは「家康公を(東照宮を)凌ぐことのないように」という遺言で、建物全体は金と黒を基調にしており金の色も赤みがかったものを使用するなど、みなさんご存じ華やかな東照宮(金と白が基調)と比較して落ち着いた造りになっているのが特徴です。

東照宮
こちらは、東照宮。東照宮はやはり華やかですね!

広い輪王寺敷地内には有名な大猷院以外にも見どころが盛りだくさんなのですが、今回私が特に心惹かれた場所を3つご紹介したいと思います。

~日本庭園、「逍遥園」~


一つ目は、江戸時代の日本庭園「逍遥園」。
春はシャクナゲ、ツツジ、サツキ、そして秋の紅葉と、四季を通じて様々な風情が楽しめますが、特に秋の紅葉のライトアップは毎年大人気のイベントです。気になったのは、この逍遥という言葉!リラックスしたいとき、緊張をとるときに使う漢方薬、【逍遥丸】の逍遥です。“逍遥”は、ぶらぶらと気ままに歩くとか、散歩するという意味であり、不安を解きほぐしてくれるという意味あいも含まれています。逍遥園なんて、なんて癒されそうな場所なのでしょう。こちらの前を通りかかり、見学したかったのですが残念ながら時間がなく断念。ちなみに紅葉の時期はこんな感じで見れるそうです。

紅葉

~座禅・写経体験でココロを穏やかに~


二つ目は座禅・写経体験。
輪王寺では、「般若心経」276文字を心を込めて写す写経体験や座禅体験ができます。座禅は以前他で経験があるのですが、呼吸だけに集中して、空気、音に集中して意識的にココロを“無”にしていきます。邪念が多く無にすることは難しいのですが、座禅後は気持ちがすっきり、何とも言えない身が洗われたような感覚になりました。考えすぎて頭がぐちゃぐちゃ!そんな時は、写経や座禅といった“無”の時間はココロをリセットしてくれそうですね。

~護摩焚きでご利益UP~


三つめは護摩焚き体験。
護摩焚きとは火によって煩悩を焼き浄化して厄から逃れることができるといわれています。家内安全、病気平癒、商売繁盛などの願いを炎にのせて仏さまに届けてくださる護摩炊き。お正月期間は仏さまと五色の糸で結ばれていて直接ご利益がいただけるそうです。初めての体験でしたが、迫力満点でしたよ!

護摩焚き体験

五色の糸は念仏者が臨終のときに阿弥陀仏の像の手から自分の手に掛け渡した糸で、この糸によって極楽浄土に導かれるとされているそうです。この五色は、青、黄、赤、白、黒。中医学の基本となる『五行』の色。こういったものを見ると、昔は人々の生活の中に五行説が溶け込んでいたのだなと感じます。*五色では青・黒の代わりに紫や緑が使われていることもあるようです。

【その2:悪い夢を食べてくれる!伝説の動物、バクを発見】


輪王寺や日光東照宮には、象、麒麟、ライオンなど、様々な動物の彫刻があり、それぞれに意味がありますが、その彫刻の中に“バク”を見つけました。 バクは中国で伝説の動物とされ、「悪い夢を食べる」ことで知られていますが、バクが彫られていることは珍しいそうです。(眠りが悪い時、悪い夢で熟睡出来ない時につかう漢方薬、温胆湯のパッケージに描かれているのがバクです!)
バクは鉄や銅も食べ、戦争になるとそれらが無くなり生きられなくなるとされています。バクが生きられるのは、戦争が無い世の中ということを意味しこの彫刻には平和の願いが込められているそうです。バクだけでなく他の日光彫刻の意味も「人々が平和に暮らせますように」というものが殆どだとお聞きしました。

バク

ちなみに、象もバクも鼻が長いとこは一緒で見分け方は「毛」で、巻き毛があるのがバクで、巻いていないのが象だそうです。 ぜひ探してみてくださいね。

【その3:とろっとろの日光湯波】


やっぱり、旅行に行ったらお食事も大事!日光は湯波が有名ということで湯波をいただきました。日光では湯葉でなく湯波といいますが、これは作り方の違いで日光湯波は一重でなく二重に引き上げることからこういわれています。もっちり厚いのが日光湯波の特徴です。もっちりした触感でくせになります。すごく美味しくいただきました!
ゆば
初めて食べた日光湯波!宿の夕食

ゆばごはん

とろとろゆばのくみあげごはん。『LANCATLGUE CAFE NIKKO VORTEX AND QUEENIE』

ちなみに湯葉を薬膳的にみると
湯葉【甘淡・平】帰経/ 肺、胃
咳を抑えて痰を出しやすくする、炎症をとる、そして胃腸によく気血を補う力があります。胃腸にも優しいですし、呼吸器系の風邪の際には特におすすめできる食材です。


そうそう、日光を街歩きをしていたら、野菜カフェ廻り~meguri~という古民家風の素敵なカフェを見つけました。こちらは家畑や日光産自然栽培野菜が中心のヴィーガン(100%植物性)カフェで、元古美術店ギャラリーを改装したそうです。残念ながら、終了してしまいお食事ができなかったのですが、次回はぜひ訪れたい気になった場所です。

【ココロをリフレッシュして、元気な春を】


今回は2016年、最強のパワースポットである日光東照宮を少し違う目線でご紹介させていただきました!
歴史深い日光では、人々の生活の中に陰陽や五行説が溶け込んだ光景を垣間見れ、ますます中医学を身近に感じることができまたし、なによりも日光の素晴らしいパワーをいただき、リフレッシュできました!日光旅、すぐにでもまた行きたいと思っている私です。
日光千姫物語ロビー

宿泊した日光千姫物語さんから見た日光の朝。皆様のおもてなしに癒された一日でした!

旅行に行く、自然の中で良い空気を吸う、など日常と違う時間の過ごし方は、ココロをリセットさせてくれます。
立春が過ぎ、春に向けて暖かくなる時は動物が冬眠からに目覚めるように、人間のカラダにも大きな変化が起こる時ですが、急に暖かい陽気になるとその変化についていけず、特にココロが不調になってしまうことが多いです。
中医学の言葉で言うと、春先は気の巡りが悪くなる時ですので、気の巡りを良くすることが元気でいる秘訣。毎日の中でまとまった時間を取ることはなかなか難しいかと思いますが、朝陽を浴びながら散歩をする、いつもと違う通勤路をつかってみる、朝起きて深呼吸を10回するなどは、気の巡りを良くしココロのリフレッシュに繋がります。小さなことでも構いませんので、ぜひ日常生活に取り入れて元気に新しい春をスタートさせましょう!

2016/02/15

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