イスクラ薬局 中野店 なかのほっとライン

第51号8/25/2006発行

○の付いている日がお休みになります。その他の日は通常通り10時から19時までの営業です。

長夏の夜

とある映画に、『日本が沈没する』ことをテーマにしているものがありますね。この映画ではその原因を大陸移動説に絡めたものでした。 これが本当に起こりうるのかは難しくて分かりませんが、近年の異常気象や地球温暖化による海面上昇を考えてみると、 日本が海の底に沈んでしまうというのも、それほど架空のお話ではないのかもしれないと思ってしまいます。

 まだまだ残暑厳しいこの時期、皆様はぐっすり寝られているでしょうか。エアコンをつけたままで寝てしまい風邪を引いてしまったり、 反省して止めて寝れば暑くて熟睡できなかったり・・・。寒い冬も辛いものですが、 これ以上脱ぐものがないというところまでいってもまだ暑いというのは切ないことです。睡眠がとれていないと、 前日の疲れを解消できないままさらに翌日の疲労を上乗せしてしまい、どんどん身体が重だるく、疲れやすくなってしまいます。
 中医学の要である『陰陽学説』において夏は「陽」に属するため、身体の「陰分」が消耗されやすく、 体液が濃縮されてしまい脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすくなってしまいます。水分を多めにとったり睡眠を長めにとることで「陰」 を補うことができ、バランスを保つことができるのです。少し大変ですが、早寝早起きを心がけ、エアコンは控えめにして、 夏の疲れを残さないようにしましょうね。

店長のひとりごと

~先月から続く風邪のお話②~
 寝て起きたら39度! さてどうしたものかと思いましたが、汗も出ており、しばらくすれば熱も下がるだろうとまだ軽く考えていました。ですが、 こんな時に限ってどうしてもはずせない法事の席があり、無理を押して出かけました。もちろん天津感冒片や板藍茶、葛根湯、 勝湿顆粒などは忘れずに持っていきましたよ。
 ただ、やはり風邪の時は休養が一番であることをその後思い知ります。しばらくは38度台だったのですが、這うようにして帰ってきて、 家でゆっくりと横になってもう一度熱を測ると39度に復活。この日の夜は非常に辛く、朝がくるのをひたすら耐えて待っていました。そして、 とうとう病院へ行くことを決意。朝一で診療所に行きましたが、クーラーが耐え切れず「毛布ありますか?」と受付の方に尋ねると、 哀れみの表情とともにタオルケットを貸してくれました。先生の診察は「上部気道炎」。まあ、要するにただの風邪。こんなにつらいのに 「風邪でしょう」と言われちょっとショックでしたが冷静に考えれば確かにその通り。解熱剤としての座薬1錠と、一般的な解熱鎮痛剤、 抗生物質を処方されました。
 これ以上仕事を長く空ける訳にもいかず、手持ちの漢方薬が切れてしまったこともあり、 ちょっと不本意だったのですが西洋薬を飲む事にしました。で、この座薬がもうすぐに効きました。ちょっと悔しいのですが、 飲むと37度台まで下がり、身体が楽になり、本当に助かりました。しかし、このお薬、6時間ほどで効果がなくなり、 今度は以前よりもっとひどい寒気が襲ってきたのです。そしてこの寒気が収まり、汗をかいた後に熱を測ったら‥とうとう出ました40度! 大台到達になぜか少し悦びを感じた私の話は、すいません、まだ次号に続きます。《萬代≫

*** お料理コーナー ***

『黄帝内経』には、同じ味のものを摂り過ぎたときの弊害について記載されています。酸味を食べ過ぎると肉が萎縮して唇が乾き、 苦味を食べ過ぎると皮膚がカサカサになって体毛が抜け、辛味の食べすぎは筋が引きつって爪が割れ、 鹹味の食べすぎは血が粘稠になって血行が悪くなり、顔のツヤがなくなるというものです。けっこう極端ですが、 大事なのは五味をバランスよくとること。偏食はそのまま身体の偏りを招くのですね。

編集後記

今月で、ともに皆さまの健康を応援してきました中医学講師の大槻さんが退職してしまいました。とてもさみしいことですが、 担当させていただいていた方にはご相談に戸惑いがないよう全力で引き継がせていただきます。 スタッフが減ったことでご迷惑をおかけしないように致したいと思います。