旅行のおともにパンダマーク
楽しい夏休み。何ヶ月も前から旅行の計画を練っていた方もいらっしゃるでしょう。
しかしそんなときにカギって体調をくずしてしまったりします。
今年からはそんなつらい思い出を残さないために、持っておくととっても安心・便利な漢方薬をご紹介いたします。
【旅行前日】
わくわくドキドキ、楽しみで眠れない…そんなときは
「天王補心丹」。心を落ち着かせ、穏やかな眠りへといざないます。中途覚醒にも効果あり。
子供が寝てくれない…というときは、あらかじめ夕食に催眠効果があるといわれるレタスを取り入れましょう。
【当日の朝】
すっきり目覚め出発!の前に、1日の健康を願って「麦味参飲料」を作りましょう。作り方は簡単。お好きなスポーツドリンクに
「麦味参顆粒」を1包混ぜるだけで、疲労回復や熱射病予防に有効です。
ペットボトルに作って持ち歩きましょう。
【食事】
なれない土地の料理や食材に、なんだかお腹の調子が…これはもっとも避けたいトラブルです。そんなときはあわてず
「勝湿顆粒」で対処しましょう。また、ついついおいしくて食べ過ぎちゃったよという場合には、
消化を助ける「晶三仙」がおススメ。
【晩酌】
旅行先での一杯は格別ですが、二日酔いになってしまっては台無しです。「金朮片」を飲む前8錠、
寝る前8錠服用しましょう。金朮片は郁金(うこん;川玉金とも呼びます)製剤で、肝臓の働きを助けながら余分な熱を取る作用もあるので、
次の日もスッキリ。
スペースの都合上ご紹介は以上になりますが、皆さまの無事のお帰りを祈念しております。どうぞ楽しい夏休みを。
《外川》
8月の中野店の日
8月17日(金曜日)のイスクラ薬局中野店の日は「果物プレゼント」です。お越しをお待ちしております。
店長のひとりごと
いよいよ中野の丸井さんが閉店します。60年も続いたお店とのことですから、無くなってしまうのは寂しい限りです。
中野駅南口ののランドマーク的な存在でしたから、このあとどうなっていくのかちょっと心配です。新しくビルが作られるようですが、
魅力ある場所になると良いですね。現在その丸井さんでは閉店セールをやっていますが、
平行して昔の中野周辺の写真を飾った展示会を開催しています。閉店セールで掘り出し物を探すのも良いですが、
ちょっとだけ写真展を覗いてみてはいかがでしょうか。
実は私は昔の写真を見ることが大好きです。私が生まれるずっと前のことなのに、その様子をうかがい知り、町並みを見ることが出来るなんて、
なんと素晴らしいことなのでしょうか。そして、その時代の生活に思いをはせると、なぜか懐かしい気分にもなります。
お寺や神社、旧跡などを見る時にも同じ感情を抱きますが、祖先から受け継がれて私が持っているDNAが、
昔の時代の史跡にぴくぴくと反応して、そのような感情を呼び起こしているのかも知れませんね。歴史好きの方にはわかると思いますが、
皆さんはいかがでしょうか。そして、昨今の漢方ブームも、皆さんが持つDNAが反応して、“古きよき時代”
の薬を追い求めているためのもののような気もしてきます。新しくて便利な事を追求することも、世界の発展には重要ですが、
一度立ち止まって自分のDNAに耳を澄ませてみることも大事ではないかと思います。そのためにも、
時には昔の写真を見てノスタルジーを感じてみてはいかがでしょうか。 ≪萬代≫
薬膳コーナー
夏の膳は「清熱解暑」「健脾利湿」が基本です。体にこもる熱や湿気を追い出し、夏バテをお食事から予防していきましょう。
オススメの食材は、スイカ、きゅうり、トマト、苦瓜、豆腐、緑豆、ハトムギ、菊花、あさり、とうもろこし、冬瓜、大根など。
基本的に夏野菜は涼性のものが多いので、積極的に摂られるとよいでしょう。冷やしすぎず常温で召し上がるのがおすすめです。
しかし、体調を崩した時には、それに応じて食材も変化させなければいけません。アイスや冷たいものの摂り過ぎでお腹を壊した時には、
いつまでも涼性のものを食べていると全然良くなりませんので、そんな時は、
体を温めて胃腸の調子をととのえるシソやショウガを加えてみてくださいね。
編集後記
今年の夏は、梅雨と逆転してしまったようで、今が7月下旬なんて信じられないという天候ですね。新潟の方では天災も発生し、
自然に対する無力さを感じるところではありますが、もともと人間も自然の一部。逆らったりするのではなく、
自然の声に耳を傾ける心を持ちたいものです。中医学の理論は、その点で非常に役立ちます。ご興味があれば、学ばれてみてはいかがでしょうか。