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夏はスイカ!

こんにちは、大森です。
毎日ほんとうに蒸し暑いですね!
たとえ風が吹いても、エアコンの室外機の熱風を浴びているかのようで、全然涼しくない。
冷飲すれば、むくんで胃の調子が悪くなるし、エアコンで冷えると頭痛が始まるので、せっせとスイカを食べて水分補給と熱冷ましをしています。

中医学的には、スイカの赤い果肉の効能は「清熱利尿・解暑生津」、つまり、利尿することで身体の熱を逃がし、汗で失った体の潤いを補うとされています。
だからスイカを食べるとお手洗いに行きたくなり、体のほてりもすっと軽くなるんですね。
中国には「白虎湯(びゃっことう)」という発熱疾患に使う方剤があるのですが、スイカは白虎湯に匹敵すると言われるほどの熱冷まし効果があります。

赤い果肉と緑の固い皮の間の白いところは、「西瓜翠皮(せいかすいひ)」といいます。
効能は果肉とほぼ同じですが、
熱冷ましの力…赤い果肉>白い部分
利尿効果…赤い果肉<白い部分
といわれています。

小玉スイカは白い部分がほとんどありませんが、大玉のスイカには白い部分が1cmくらいあるので捨てたらもったいない!
酢の物・ぬか漬け・味噌汁に入れるとおいしいです。


スイカの酢の物

【材料】
スイカの白い部分
胡瓜
生姜の甘酢漬け(市販品)
リンゴ酢
砂糖

白だし

【作り方】
①スイカの赤い果肉を少しつけて白い部分を切り取り、薄くスライスする。
②胡瓜をスライスし、塩をまぶしてしんなりさせ、汁気を絞っておく。
③生姜の甘酢漬け2,3枚を針のように細く切る。
④生姜の甘酢漬けの漬け汁に、リンゴ酢・砂糖・塩・白だしを加えて合わせ酢にする。
⑤合わせ酢にスイカの白い部分・キュウリ・生姜を加えて、冷蔵庫で30分ほど休ませて味をなじませる。

2024/07/11

暑さに弱い人とは??①

こんにちは、北です!
雨でも晴れでも、毎日本当に蒸し暑いですね!
7月が始まったばかりなのに、もう既に真夏のようです。

よく「夏に強い」「夏に弱い」といいますが、どういう人が夏に弱いんでしょうか?

ヒントはこの時期の邪気「暑邪(しょじゃ)」です。
これは熱邪と湿邪のダブルパンチ!な邪気。

ということは、「夏に弱い」人は熱と湿気に弱いということですね。
今回はまず「どういう人が熱に弱いのか」からみていきます!

健康な人の体温は、ほぼ同じくらいに保たれています。
暑くても割りと平気な人は、ほどよく汗をかいたりして、体の熱を冷ますことができる人です。
それがうまくできず、体内に熱をこもらせてしまう人が、熱に弱い人。
あるいは、汗をかきすぎてしまう人もいます。

上手に汗をかくために必要なのが、
発汗制汗のためのエネルギーである「気」と、汗の原料である「陰」です。
これが足りない人は、暑い中で適度に汗をかくことができず、熱がこもりやすくなります。

熱中症対策で言われることも、中医学的に言い換えると、
「水分塩分はこまめにとりましょう」→出て行った津液(体液)の補充:補陰
「ちゃんと食事をとりましょう」→出て行った気血の補充:補気、補血
「寝不足にならないようにしましょう」→夜、陰陽では陰の時間にしっかりと休む:補陰
と、こんな感じになります。

ヘトヘトフラフラでようやく「疲れてる」と自覚する方が多いジャパニーズピーポー。
そうなる前に気陰をしっかり補って、暑さに勝たずともせめて負けない身体づくりをしましょうね!!

次回は夏に弱い人で「熱に弱くて汗かき過ぎてしまうと?」についてお話します!

2024/07/02

「湿」と便秘の中医な関係

こんにちは。大森です。
関東はようやく梅雨入りしましたね。
梅雨入り前からムシムシ暑かったので、夏バテ前に梅雨バテしそうです。
湿度が高いといろいろ調子が悪くなる方、多いです。
頭が重いとか、軟便になるとか、湿疹ができるとか。

中医学理論では、「湿」には2種類あります。
①外湿:大気中の湿気
②内湿:私達の身体の中に溜まる不要な水分
内湿が溜まっている人は、外湿の影響を受けやすいので、湿気による不調が出やすい傾向があります。

今日は湿が原因の不調の例の1つとして、
頑固な便秘の症例をご紹介します。


40代女性Aさんは、長年便秘にお困りでした。
中医学的には、典型的な便秘のタイプは6つあり、腸を潤すものや、腸の蠕動を促進するものなど、そのタイプに応じて漢方薬を選びます。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ikanpo.jp/kanpo/2013/07/01/慢性便秘の薬膳

しかし、Aさんはどのタイプの漢方薬を試しても、効果が出ませんでした。
ところが、食べ過ぎた時の「胃のムカムカ用漢方薬」をしばらく飲んだら、胃の調子が回復しただけでなく、長年の便秘もほぼ解消したのです!!

この「胃のムカムカ用漢方薬」とは、水はけを良くし、体の中に溜まった「湿」をとるものでした。
便秘の時、「湿」を取るお薬は、普通あまり使いません。
便が固くなって、便がもっと出にくくなる恐れがあるからです。
なのに、なぜAさんの頑固な便秘にはよく効いたのでしょうか?

実は、Aさんは、非常にむくみやすく、梅雨時には必ず不調になる「湿」体質でした。
霧や雨の日の道路は渋滞が起こりやすいように、中医の理論では、体内に「湿」があると体内の「気」の流れが滞ると考えます。
気の流れが滞ると、胃腸の蠕動活動も弱く遅くなってしまう。
Aさんの便秘は、典型的なタイプではなかったのですね。
原因の「湿」を取り除くことで「気」の滞りが改善し、お通じもスムーズになったと考えられます。

2024/06/22

冬瓜と鶏団子の煮物

こんにちは、大森です。
まだ6月だというのに、蒸し暑い~!!
冷たいものをゴクゴク飲みたくなるけど、ぐっと我慢して、上手に夏野菜を取り入れ、こもった熱を冷まします。

よく使うのは冬瓜です。
冬瓜は「冬の瓜」と書きますが、立派な夏野菜です。
丸のまま冷暗所保管すれば冬まで保存できるので「冬瓜」だそう。

冬瓜の果皮と種子は生薬として使われています。
果皮の「冬瓜皮(トウガヒ)」には利尿作用があるので、腎炎や尿道炎、排尿障害やむくみなどに、種子の「冬瓜仁(トウガニン)」は、肺の熱を取って痰を切り膿を排出する時などに用いられます。

野菜としては、95パーセント以上が水分でできているダイエット食材。
夏に旬を迎えるウリ科野菜ですから、体の熱を冷まし、利尿してむくみを解消してくれます。
また排尿回数を多くすることで体内のアルコール濃度を低下させるので、飲みすぎた翌朝にもぴったり。

今回は夏向きに、冬瓜(体の熱をとる)に鶏肉(暑さで消耗した体に元気をつける)団子を合わせてみました。
鶏団子にはジャガイモが入っているので、冷たくても脂っこくならずふわっとして美味しいんです。ジャガイモの代わりに水切りした豆腐でもいけます。

ただ、冷たくして頂くとツルッと口当たりよく美味しいのですが、冷やし過ぎには要注意です。夏は冷房や冷たい飲食物で、思いの外お腹の中が冷えていることがありますので、頂く時にお腹を温める生姜を添えるといいですね。

【材料】
冬瓜 1/2個
鶏挽肉 200g
マッシュポテト35g
塩 大さじ1/2
酒 小さじ1
出汁

【作り方】
①じゃがいもは皮を剥いて柔らかく茹で、潰して冷ましておく
②鶏挽肉に塩と酒小さじ1を加え、粘りが出るまでよく混ぜ、①を加えて更に混ぜる。
③冬瓜はタネとわたを取り、綺麗な翡翠色になるよう薄く皮を剥き、味がしみやすいよう皮側に薄く格子状に包丁を入れる。
④鍋に出汁を張り、沸いたところへ、スプーン2本を使って鶏肉を丸めながら加えていく。
⑤鶏団子に火が通ったら取り出し、アクをすくって、今度は冬瓜を入れて中火で煮る。(出汁が少なければ冬瓜がひたるくらいまで足す)
⑥冬瓜が透き通ったら、塩で味を調え、片栗粉でとろみをつける。

 

2024/06/15

湿気の季節においしいお茶を

皆さまこんにちは、北です!

湿気の多い季節になりましたねえ。
ムシムシしてると何だか息もしづらいような、重たい感じがします。
中医学では、湿気の邪気「湿邪(しつじゃ)」はネバつく汚い重たい性質を持つ邪気とされています。
イヤですねー!!

そんな湿邪をやっつけろ!!イスクラ健康茶!

イスクラ健康茶は、焙じはと麦茶と焙じはぶ茶のブレンドです。
どちらも生薬としての名前を持っています。
どういう性質があるのか見ていきましょう。

「はと麦茶」
生薬名:ヨクイニン
性味帰経:甘、淡、微寒、脾・胃・肺経
利湿滲湿、健脾、除痺舒筋、清熱排毒の作用があるとされます。
生薬として使うとき、白っぽいヨクイニンとそれを焙じた茶色いヨクイニンがありますが、白いのは清熱の作用が、焙じたのは健脾の作用が主となります。
胃腸が弱ると体に湿気が溜まりやすくなるので、焙じはと麦のお茶は、胃がもたれやすくてむくみやすい方に向いています。

「はぶ茶」
生薬名:ケツメイシ
性味帰経:甘、苦、微寒、肝・大腸経
清肝明目、潤腸通便の作用があるとされます。
目が赤いだとか、少し腫れているようなときに落ち着かせてくれます。
目もおなかもスッキリしたいとき向けですね。

このふたつをブレンドしたイスクラ健康茶。
胃腸にやさしくてサッパリとした、香ばしいお茶です。
湿気の季節の健康のために、普段のお茶として飲んでみませんか?(^▽^)

参考:現代中薬学解説(監修:河野康文 著:松江一彦)

2024/06/06

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運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売