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カテゴリ(季節の薬膳) の記事一覧

バターナッツかぼちゃのポタージュ

秋の味覚といえば、新米!サンマ!松茸!柿!
それから「いも🍠くり🌰なんきん🎃」
さつま芋・栗・南京(カボチャ)はおかずにしても、スィーツにしてもとても美味しいですね。

ご紹介するのはバターナッツかぼちゃです。

ひょうたんのような形で、水分が多いので、ホクホクのカボチャの煮つけを作るにはいまいち…。
上半分はシャキシャキした食感を活かして生で千切りにしてサラダに。
下半分はねっとりした食感とナッツのようなコクを活かしてポタージュが定番。バターナッツかぼちゃだけで作ると透明感のあるきれいなオレンジ色のポタージュになります。

かぼちゃは体を温め、脾と胃の働きを助けてくれます。
ポタージュに生クリームを加えると美味しいけれど、生クリームは痰湿(※)がたまりやすく、脾胃の負担になってしまうので、代わりに、胃腸の働きを調える玉葱とマッシュルームを炒めて加え、コクを出すのがオススメです。
※痰湿:水分代謝がうまくいかず体内に溜まっている余分な水分や脂肪

バターナッツかぼちゃのポタージュ

【材料】
バターナッツかぼちゃ 下半分
玉葱 1/2個
ホワイトマッシュルーム 6個
水(またはチキンスープ)
牛乳または豆乳

【作り方】
①  かぼちゃは皮をむき、縦に切って種とワタを取り出し、小さく切る。 玉葱とマッシュルームはスライスする。(マッシュルームスライスは飾り用に数枚とっておく)
②  鍋にかぼちゃとかぶる位の水(またはチキンスープ)を入れ、柔らかくなるまで煮る。
③  玉葱とマッシュルームをしんなりするまで炒める。
④  ②と③を混ぜ、ミキサーにかける。
⑤  牛乳または豆乳を加え、塩で味を整え、上にマッシュルームを飾る。

2023/10/07

【胖大海を初めて飲みました】

 

はじめまして!

7月より中野店の新スタッフになりました勝俣です。

 

今まで飲んだ事がない「胖大海」をハーブティーとして早速、飲んでみました。

胖大海(ハンダイカイ)とはアオギリ科植物の成熟種子。

漢方の分野では、清熱解毒・潤肺・喉の渇きや痛み・声枯れなどに効能があるといわれている生薬です。

 

お茶として飲むには一粒をコップの中に入れ熱湯を注ぎ3分程そのままに。

お湯に入れて間もなく種が膨らみ、モヤモヤと“もずく”が生えてきた様な姿になります。

 

お茶の味は薄いハトムギ茶の様に感じました。

(ほんのり甘く優しい味。少々トロミも感じ喉が潤いました)

この出し殻、プルプルしていて美味しそう+美容にも良さそう♪捨てるのは勿体ない!と調べたところ、インドネシアの方ではデザートとして食べている様子。

 

そこで、出し殻(種のゼリー状の部分)に寒天、きな粉を加え、黒蜜をかけて和風スイーツ風にしてみました。

 

 

 

 

どちらも美味しく、一つの生薬で二度楽みました♪

 

蒸し暑い夏でもエアコンの効いた部屋は乾燥していますし、ノドの乾燥が気になる方や声を使う方の潤いに良さそうです。

 

※胖大海の出し殻は軟便になりやすい副作用も考えられますので、体調が気になる方はご注意下さい

2022/07/23

黒豆味噌ができました

こんにちは。大森です。

2月に仕込んだ黒豆味噌の味噌かめを開けました。

出来がこちら↓

今年のバージョンは「だし入黒豆味噌」

普通の粗塩ではなく

かつお節粉末・あご節粉末・いわし削り節・椎茸粉末などが入った塩を使い

例年は取り出している出汁昆布ごとハンドミキサーで混ぜ込んでみました。

出来は上々でした!

 

2022/06/09

黒豆味噌を仕込みました

こんにちは。大森です。

今年も黒豆(黒大豆)で味噌を仕込みました。

年齢的に、アンチエイジンを意識する年齢になり、普通は黄大豆を使うところ、あえて黒豆を使うようにしています。

黒豆(黒大豆)は大豆の一種なので、普段見かける黄色い皮の黄大豆と栄養はほとんど同じですが、黒い皮にアントシアニンという色素成分が含まれているのが特徴です。

アントシアニンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。

体の老化の原因の一つは酸化ですから、抗酸化作用が期待できる黒豆はアンチエイジングに良く、味噌であれば毎日少しずつ手軽に摂ることができます。

中医学ではアンチエイジングには「補腎」をします。

中医学でいう「腎」は生長・発育をつかさどり加齢によって衰えていきます。

ですから衰えを少しでも緩やかにするために「腎」を補って対策するわけです。

薬よりまずは食べ物でなんとかしたい方は、意識して腎に良い食べ物を摂りましょう。

例えば、腎のイメージカラーは黒色なので、黒い食べ物は腎に入って補うとされています。

普通の大豆よりは黒豆、白ゴマよりは黒ゴマ、黒木耳、椎茸などなど。

(黒色ではないけど補腎できる食べ物もたくさんあります)

黒豆味噌

【材料】

乾燥黒豆 1.2kg

生米麹 3kg

塩 650g

出汁昆布 35g

板粕 2袋

【作り方】

①(前日)黒豆を洗って水に浸す

②容器や道具は消毒しておく

③厚手の漬物袋に生米麹と塩を入れよく混ぜ、塩切り麹を準備する

④黒豆が入った鍋を蓋をせずに強火にかける。沸きそうになったらすぐ弱火にし、アクを取りながら約2時間半煮る

⑤指で潰せるくらいになれば火を止め蒸らす。

⑥お玉で余分な煮汁をすくい、念の為タネが固すぎた場合の調整用に別容器に移しておく。※このとき煮汁を残しすぎるとタネが柔らかくなりすぎ、煮汁が少なすぎるとハンドミキサーでは潰せないので、鍋を傾けると煮汁が残ってる程度にする

⑦ハンドミキサーを鍋に入れ黒豆を潰す

⑧時々上下を返しながら冷ます

⑨冷めたら塩切り麹に加えよく混ぜる

⑩団子に丸めて甕に投げ込む

⑪表面を平らにならして出汁昆布を刺す

⑫表面を板麹で覆って蓋をする

⑬ラップでその表面をぴっちり覆い、重石を乗せる

一年前に仕込んだ黒豆味噌。味噌表面を覆った酒粕の白色が茶色になってます。酒粕を剥がすと下には味噌ができてます。

 

2022/02/08

秋には栗!

こんにちは。中野店スタッフ大森です。
食欲の秋には美味しいものが多いですが、特に栗には目がありません。
茹でで中身をくり抜きたものを、熱いうちにすり鉢で潰して冷凍しておき
スープやお菓子にして楽しんでいます。

今日は、市販の白餡を作った栗きんとんをご紹介します。
本来、栗きんとんは水は加えず蒸した栗と砂糖だけで作られるものですが
自家製ですからそこはちょっと手抜きをして…。
薬膳的な効能は、栗は益気健脾、白餡の原料である白いんげん豆は健脾化湿。
胃腸が弱くお腹が緩くなりやすい人に向いている組み合わせです。
(便秘がちの人にはあまり向いていません)


〈栗きんとんの作り方〉
①栗を茹でて生身をくり抜く
②熱いうちに裏ごし器でこすか、すり鉢で潰す
③白あんを混ぜ、生地のかたさと甘みを調整する
④茶巾絞りにする

2021/10/19

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売