皆様こんにちは!北です。
すでに夏日がやってきました。
ひんやりした日と交互に来ている今日この頃ですし、ウッカリ風邪をひかないように気を付けましょう。
その夏日とは、最高気温が25℃以上になった日のこと。
25℃くらいになると、少し歩くだけでも汗ばむくらいの気温ですね。
「たくさん汗かいた日に足がつっちゃったの!」と言われたら、「水分と塩分足りなくなってたんじゃない?」というのが西洋医学的な答えですが、中医学的になら「血(けつ)が不足気味かもね」という答えがきっと返ってくるでしょう。
中医学でこむら返りを説明してみます。
汗がたくさん出ていったあとの体内では、
まず津液(いわゆる体液)が不足気味に。
津液は血管内を流れる血(けつ)のベースでもあるため、
相対的に血も減ってしまいます。
血(けつ)は筋肉を柔らかく養い潤す役割を持つのですが、
その血が足りなくなって、
筋肉をうまく養えなくなり、
結果けいれんが起こる…と。
こむら返りでよく処方されるのが芍薬甘草湯ですが、これは血を補う芍薬とけいれん止めの甘草の2種類だけの漢方です。
こむら返りに今なりそう、またはなった状態を素早く回復してくれます。
ただ芍薬甘草湯は、できれば長期ではなくその場その場で使いたいお薬。
でも、なりやすい状態のままではモチロンよくありませんので、
「たまに足がつるんだよな」という方は普段から血を補う漢方を服用することをおすすめします。
補血(ほけつ)といいますが、補血の漢方薬はいろんな種類がありますので、お求めの際はぜひご相談くださいね!
補血が必要な血虚の方は、疲れ目やまぶたピクピクになりやすいだとか、お肌がカサカサだとか、爪がもろいとか、冷えやすいとか、そういう症状もお持ちの方が多いです。
本格的な暑さが来る前からぜひ対策を。
そして楽しく快適に毎日を過ごしましょう♪
ブログ日記BLOG
早くも夏日到来です
2024/04/25