イスクラ薬局(東京)

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湿気の季節においしいお茶を

皆さまこんにちは、北です!

湿気の多い季節になりましたねえ。
ムシムシしてると何だか息もしづらいような、重たい感じがします。
中医学では、湿気の邪気「湿邪(しつじゃ)」はネバつく汚い重たい性質を持つ邪気とされています。
イヤですねー!!

そんな湿邪をやっつけろ!!イスクラ健康茶!

イスクラ健康茶は、焙じはと麦茶と焙じはぶ茶のブレンドです。
どちらも生薬としての名前を持っています。
どういう性質があるのか見ていきましょう。

「はと麦茶」
生薬名:ヨクイニン
性味帰経:甘、淡、微寒、脾・胃・肺経
利湿滲湿、健脾、除痺舒筋、清熱排毒の作用があるとされます。
生薬として使うとき、白っぽいヨクイニンとそれを焙じた茶色いヨクイニンがありますが、白いのは清熱の作用が、焙じたのは健脾の作用が主となります。
胃腸が弱ると体に湿気が溜まりやすくなるので、焙じはと麦のお茶は、胃がもたれやすくてむくみやすい方に向いています。

「はぶ茶」
生薬名:ケツメイシ
性味帰経:甘、苦、微寒、肝・大腸経
清肝明目、潤腸通便の作用があるとされます。
目が赤いだとか、少し腫れているようなときに落ち着かせてくれます。
目もおなかもスッキリしたいとき向けですね。

このふたつをブレンドしたイスクラ健康茶。
胃腸にやさしくてサッパリとした、香ばしいお茶です。
湿気の季節の健康のために、普段のお茶として飲んでみませんか?(^▽^)

参考:現代中薬学解説(監修:河野康文 著:松江一彦)

2024/06/06

🍓イチゴジャム🍓

「イチゴ=春」と思い込んでいましたが、露地栽培の旬は5,6月なのだそうです。八百屋で露地ものらしい小粒の完熟イチゴ🍓が格安だったので、ジャムにしました。
イチゴだけだと味が単調なので、リンゴと生姜もちょっぴり加えて。

ジャムはもともと保存食なので、殺菌・防腐のため精製度の高いグラニュー糖がたっぷり!
低糖度ジャムでも、果物の重量の40%~50%の砂糖が入ります。
高糖度ジャムだと60%以上です。
そんな市販のジャムは、どうも胃がもたれてしまいます…

中医学では、「甘味」のものには「緩急止痛」、つまり「痙攣や引きつりを緩める」効能があるとされています。
ですから、もともと胃腸の蠕動弱めの人は、甘いものを摂りすぎると更に胃の働きが悪くなって、胃もたれしやすくなってしまうんですね。

だから今回はグラニュー糖ではなく、やさしい甘さのてん菜糖をかなり少なめに使いました。日持ちはしませんが、生のイチゴの味が残って、とっても美味しいんですよ。

2024/05/28

遅い夕食のおかず 砂肝とうずらの卵の八角煮

こんにちは。大森です。
年々、仕事から帰宅後に夕食を用意するのがおっくうになってきました。
うっかりちょっと座ってしまうと、もう立ち上がりたくなくなります。
一から作りたくない…
なるべく冷蔵庫にあるものを盛り合わせてごまかしたい…

我が家ではよく砂肝とうずらの卵の八角煮をよく作り置きしています。
醤油・紹興酒・砂糖・八角・生姜・ニンニク少々も加えて。
冷めても美味しいし、お酒のつまみにもいいし、お弁当にも入れられます。
砂肝は消化もいいし。


ポイントは砂肝(正確には消化器官である砂嚢)の白い内膜を捨てないこと!
鶏には砂ごと食べたものを擦りつぶし、消化してしまうという驚きの高性能を備えているため、内膜の部分は「鶏内金(けいないきん)」という名前で結石病の治療にも使われているんですよ。

 

2024/05/18

早めの暑さ、早めの対策!

こんにちは、北です。
晴れると暑くて、雨だとムシムシする5月の上旬ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

昨年もGWには30℃を記録するほどで、夏日が続出でしたね。
その後晩秋になってやっと涼しくなった頃に、長引く咳でお困りの方がよくいらっしゃいました。
この方々に共通したのが「気陰両虚」だったのです。

皆さん水分補給などには気を付けていらっしゃって、「熱中症になった」というお話はありませんでした。
しかし、5月から10月頃まで暑い日が続いたので、知らず知らずのうちに熱邪によって「気」と「陰」、つまり「エネルギーと体内の潤い」が消耗していたのでしょう。
そして急に寒くなった頃、体を守るエネルギー不足で風邪をひいてしまい、潤い不足のために空咳やノドの違和感が長引いてしまった…。
昨年多かった長引く咳は、中医学的にこのように考えることもできるのです。

今年も晴れの日はすでに25℃超えです。
昨年と同じく暑さ対策、気陰を守る対策が、秋冬に向けての養生にはとても大切です!
暑い日は気陰を補う漢方をサポートに使いながら、季節の野菜を摂るとか、お腹の調子はいい状態で維持するとか、しっかり睡眠時間を確保するとか、そういうことに気を付けてまいりましょう。

楽しい初夏を過ごしましょうね!

2024/05/07

湿気とアレルギーと大掃除

こんにちは。大森です。

今年の春は雪があり夏日があり、三寒四温どころではない不安定なお天気でしたが、春もそろそろ終わりですね。
二十四節気のひとつである「穀雨(こくう)」は春の最後の時期で、2024年は4月19日から5月4日までの期間にあたります。
この時期の雨は「百穀春雨」とも呼ばれ、土を柔らかにし、あらゆる穀物を潤して育ててくれる恵みの雨なのですが、人間にとっては…

雨が続くと洗濯物を部屋干ししたりするので、どうしても家の中が湿気てきます。
普段見なかったことにしてきた隅っこのふわふわホコリも、湿気を吸って固まり、そこに引っ付くので、掃除機くらいではなかなか吸い取れません。

そんなホコリにカビが繁殖し…
雨のため窓を開けて換気しない部屋の空気中には見えないけど、いろいろなものが浮遊して…
それを日々吸い込んで…

毎年、梅雨時になると「喘息」「アレルギー症状」で調子が悪くなるのは、ホコリやカビも一因だそうです。
気道の粘膜も皮膚も肌みな1枚の皮ですから、梅雨時は「肌のトラブル」のご相談も多くなります。

大掃除といえば年末のイメージですが、暑くも寒くもない5月の大掃除はかなり楽です。
「穀雨」とはいえ、梅雨入までには爽やかな五月晴れの日もありますから、今のうちにお掃除しようと思います。

夏前のエアコンチェックも兼ねてフィルターを掃除し、クローゼットや押入れも開け放って空気を入れ替え、ホコリを一掃し、さっぱりして来る梅雨、そして夏に備えます!

 

 

 

 

2024/04/27

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売