インフルエンザ
今年もインフルエンザの流行する時期になってしまいましたね。インフルエンザ自体もそうですが、
最近は治療する薬のことでなにかと話題になっていますよね。
昨シーズンにインフルエンザにかかり、異常行動を起こした子供のうち、薬(タミフルを服用していたのは60%だったそうです。
ということは40%の人はタミフルとは関係なく異状行動が起きているということですよね。薬を飲んでも飲まなくても、怖いインフルエザ。
ではどうすればいいでしょうか。そうです、やはりかからないように予防するのが一番です!
基本は
・手を洗う
・うがいをする
・予防接種を打つ
注射も有効ではありますが、注射を打てない人もいます。
そこでオススメするのが板藍茶です。
板藍茶・・・中国では健康茶として愛用されています。
風邪、インフルエンザの予防に、お湯に溶かしてお飲みください。人手の多い場所に行く時は、出かける前にまず1包、
帰ってきたらまた1包飲むといいですよ。また、味が苦手なお子さんなどは、ココアに混ぜてみるのも良いと思います。【田宮】
漢方 まめ情報
漢方薬の中に入っている生薬は一見難しいようですが、じつは普段よく見かけるものが意外と多いですよ。
例えば、”山薬(さんやく)”は山芋、”よくいにん”はハトムギという感じです。こうやってみてみると漢方もおもしろいかもしれませんよ!
店長のひとりごと
いつも漢方薬局の新聞の記事とは思えない内容となっているこのコーナーですが、久しぶりに漢方に関する事を書いてみようと思います。
今回は“舌”のお話しです。
先日「中医学きほん講座その3」を行なった時も、中医学でいう“舌”の診立て(舌診)の話しをした回は、
皆さん非常に興味を持って聞かれていました。“舌”で体の状態を把握するなんて、ちょっと面白いですよね。「信じられない」
と言う方も多いかもしれませんが、中医学で体質を考える時に非常に参考になる診断方法なのです。
正常な舌はピンク色に近く、舌の表面についている“苔”は薄い白色です。試しに小学生ぐらいまでの子供の舌を見てみてください。
まずほとんどが正常ですので、その舌と自分の舌を見比べて見てください。もちろん診立ては簡単ではないのですが、赤ければ“熱”、
淡い色であれば“寒”、苔が厚ければ“湿”、苔が無ければ“燥”と考えます。
また大きい舌の方は胃腸が弱くむくんだり軟便になりやすかったり、舌先が赤い方はストレスが多かったりと、いろいろな事がわかるのです。
先日の朝日新聞に、「口臭の原因は舌苔なので、朝磨いて取りましょう」というような記事が載っていました。しかし、これは体に“湿”
がたまっているために起こるのであって、それを発生させない工夫をすべきで、物理的に取っても根本的な解決にはならないと私は感じました。
ぜひ皆さんもきれいな舌を目指して頑張ってみてください。
さて最後になりますが、本年もイスクラ薬局中野店をご利用いただき、誠にありがとうございました。
2008年も皆さまの健康維持のお役に立てるよう、スタッフ一同より励んで参りますので、今後ともよろしくお願い致します!
≪萬代≫
中野店クイズ大会!答え
前号のクイズの答えは、2番の 9周年 でした。応募していただきありがとうございます。正解者には、ハーブティーをお送りします。
お楽しみに!
今月の中野店の日
1月17日(木)は定休日のため、次の“イスクラ薬局中野店の日”のイベントは2月17日(日)になります。お楽しみに!!
編集後記
今年最後のなかのほっとラインとなりました。頭の中では色々と書きたいことが浮かんでいるのですが、
いざ文章にするとうまく表現できず、難しいなと感じています。
来年からも色々なことを載せていきたいと思ってますが、「こういうことも知りたい」「こんなことをやって欲しい」などなどご意見・
ご感想がありましたら、ぜひ教えて下さい。