カイトです。
昨日、テレビを見ていたら「風邪を引く」という言葉の使い方について放映されていました。
風邪はかかるでなく引くという訳は?
・・・・・・それは風の悪いものを体に引き込むからだそうです。
中医学では風邪を「ふうじゃ」といって風の邪気を表します。
この風邪は春に関わりが深い邪気です。
確かに風邪を引きやすいのは春ですよね!
この他にも「寒」「暑」「湿」「燥」「火」といった邪気が気候変化によって表れやすくなります。
これを六淫(ろくいん)と言います。
じめじめ~っとした梅雨になったら「湿」邪が旺盛になり、胃腸の不調や体が重だるくなったり…
となんとなくスッキリしないといった症状が出てきます。
この時期の食欲不振など、覚えのある方も多いと思います。
事前にこのような知識を持っていると、四季に応じて対応ができますよね(^^)♪
ちなみに「風邪を引く」という言葉は平安時代から使われていたそうですよ。
遣隋使、遣唐使によって学問も渡来されたのですね。