早いもので、今年も残すところあと20日とちょっと・・・
年の瀬の慌ただしい毎日が続いているのではないでしょうか?どうぞお体ご自愛くださいね!
薬局も、年末モード全開です☆
ただいま、御来客の方々に、ご好評の卓上パンダカレンダーと「屠蘇散」 をお配りしております。
「おとそ気分」って言葉まであるように、日本でも馴染みある「お屠蘇」
これは、数種類の生薬を調合した「屠蘇散」を、清酒やみりんに一晩漬け込んだお酒ってことは、ご存知でしたか?
屠蘇散は、以前にもお話しさせてもらった、華陀膏でおなじみの、名医‘華佗’が十数種の薬草を調合して、
酒に浸して飲んだのが始まりと言われています。
こちらは、‘華佗’の処方なんですよね^^
屠蘇とは「邪気を屠(ほふ)り、心身を蘇(よみがえ)らせる」ところから名付けられたと言われています。これに倣って、
一年間の健康を祈念する縁起行事として、お正月に屠蘇酒で新年を祝うようになったようですよ。
屠蘇散の処方は、書物によって違いますが、一般的には白朮・桂皮・山椒・丁字・防風・桔梗・陳皮・・・など。
からだを温め、胃腸を健やかにして、風邪の予防をしよう!っという感じですかね。
先人の知恵を拝借し、「屠蘇散」で良い新年をお迎えください!
みやこ