2月25日にNHKで放送された、あさイチでの漢方特集。
薬局にも漢方に関してお問合せいただいております。
ありがとうございます。
番組でもご紹介があったように、漢方は不定愁訴に対しては非常に有効かと思います。(*^。^*)
不眠、不安神経症、鬱、パニック障害、。。。など自律神経からくる不定愁訴でお悩みのお客様は薬局にも多いです。
また、耳鳴り、めまい、などでお悩みのお客様も多いです。
漢方では、1つの症状にこの薬!!ではなく、体の中の様々な状態を、聞いて、見て今の体の状態がどうなっているのか探っていきます。
番組でも取り上げられていた、抑肝散。
このお薬は、中医学の中では、“肝”に効果的なお薬です。
中医学では、体を肝、心、脾、肺、腎の5つにわけてどの部位が弱っているかを調べていきます。
この“肝”というのは、いわゆる自律神経系を指します。
肝の機能が低下すると、身体全体に症状があらわれ、イライラや憂鬱といって精神の不安定、血圧の上昇、頭痛、胃腸の不調、月経障害、めまい、
手足のしびれ、視力の低下など様々な不調につながります。
“肝”は、春にぐんぐん育つ草木のように、のびのびとした状態を好む臓器。
過度なストレスを受けると機能が低下してしまうため、
季節や環境の変化でストレスが溜まりがちなこの季節には要注意です。
また、女性の生理は肝の影響を受けやすいです。
生理前の不定愁訴も中医学では肝が原因と考えます。
“肝”にいいお薬のなかでも、
・加味逍遙散
・イスクラ逍遥丸
・抑肝散
・瀉火利湿顆粒
・杞菊地黄丸
・釣藤散
などさまざまなものがございます。
カウンセリングの中で、肝だけでなく、他の部分も弱いことが原因で不定愁訴をおこしていることがあります。
ですので、2~3種類併用して頂くこともございます。
お客様のタイプによっておすすめするものは変わってきます。
不定愁訴だけでなく、生理痛、婦人科疾患、子宝相談、アトピー相談など様々なご相談のお客様が多くいらっしゃいます。
気になることがございましたら、お気軽に薬局にご相談下さいませ。
少しでも、お悩みの方のお力になれればと思います(^v^)