相変らず蒸し暑かったり雨が降ったりで不安定な天候が続いていますね。
この時期は年間を通しても一番体の負担が多いのでは?!と思っています。
湿度と暑さで汗もかくし、熱帯夜で熟睡もできなくなっているような…
かと言って冷房がガンガンに入っていれば冷えてしまったり頭痛もしたり、
食欲も落ちてくる…などなど。
ただ毎日生活してるだけなのに(むしろ何もしていないくらいなのに?!)
本当にグッタリしてしまいますよね。
ただ生活しているだけでこれだけ疲れるのですから、
思っている以上に体の抵抗力や免疫力が落ちている時期でもあります。
いわゆる夏カゼの原因はこの抵抗力の低下にあるのですが…
そんな折、「手足口病」の患者数が急増し、
昨年同期の8.3倍に達していると言うニュースを見ました。
手足口病とは、ウイルスによって起こる皮膚の病気です。
主に小さいお子さんがかかる事が多く、主に口や手の平・足などにびらんや水疱の様な発疹が出たりします。口の中に関してはほとんど口内炎と同じような症状なので見過ごされている事も多いかもしれません。
発熱や嘔吐をする事もあるようですが、
ほとんどが軽症のうちに治癒することが多いのですが、
まれに髄膜炎や脳炎の合併症を引き起こす事があるので要注意!なのです。
ただ、今年はなぜこんなにニュースになっているのかと言うと、
今年流行っている手足口病のウイルスは「EV71型」と言う型が
全体の1/4を占めているとの事。
この型、他のウイルス型に比べて重症化してしまう割合が高いと言われています。
これだけ猛威を奮っている現状を見ますと、
早めの予防をこころがけたい所です。
中医学的には手足口病の予防対策としておススメなのは
やはりまずは「板藍茶」!

抵抗力を上げるものなどには他にも「シベリア霊芝」や「衛益顆粒」もありますね。
また、皮膚のジュクジュクや赤み症状などに関しては「五行草」や「五涼華」を。
更に、皮膚のバリア機能を高めるためには皮膚を常に清潔にしている事も大事。
汗をかいてかぶれやあせもなど、肌自体も弱くなっています。
瑞花露ソープや入浴剤を日頃使っていただいたり、
スキンケアスプレーを持ち歩いていただくのもオススメです。
あとはやはり普段から疲れに負けないように「麦味参」!ですね。
と、いろいろ中医学的な手足口病対策をおすすめはしましたが…
ですが、小さいお子さんのいらっしゃるお家では、
夏バテの割には…?とか、口内炎の割にはグッタリしているような…?など
いつもと違った様子があれば、
まずは、すぐに!病院に行ってくださいね!!(>_<)