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どくだみの思い出・しぶさわ編

真夏の陽射しが続いていますね~。

毎朝、麦味参と勝湿顆粒を飲むのが欠かせなくなってきたしぶさわです。

 

いのうえが前回のブログでどくだみの思い出を語っていました。

で、そのブログの中で

『しぶさわは風邪をひくと鼻につめられていたようです』

と言う文章。

 

訂正です!

 『蓄膿症で全く鼻が効かなかった幼少時のしぶさわは、

母親にもぎたてフレッシュのどくだみを鼻につっこまれていた』

が正解です。

 

しぶさわ、今でこそだいぶ立派に(やや立派すぎるほどに)成長しましたが、

小さい頃はこれでもとっても体が弱く、小児喘息持ちで風邪もよく引く子でした。

で、小学校低学年の頃の持病の1つに“蓄膿症”がありました。

ちょっと汚い話で申し訳ないですが、

当時は、粘性のかなり高い黄緑色の鼻水が完全に鼻腔を封鎖していて、

においも感じなければ、鼻では呼吸できず口呼吸。

常に口が開きっぱなしの状態でした。

 

ある日、そんな娘(私)を見た母が一言。

「庭からドクダミの葉っぱ何枚か持って来なさい」

 

周りが田畑に囲まれた埼玉ののどかな家で育ったしぶさわ。

その頃、家の庭には、ドクダミが生い茂っておりました。

 

言われるがままに葉っぱを持っていくと、

母はその葉を数回もんだかと思うと、突如私の頭を押さえつけ、

そのドクダミの葉を私の鼻の穴に詰め込みました。

 

…。

………。

…………………!!!

クッサッッ!!!

 

衝撃的な臭いが鼻腔から脳天に突き抜けたのを覚えています。

 

しかし!

この臭いと共に見事に鼻づまりが開通

それまでは鼻をかんでも逆に耳を痛めてしまうくらいの頑固な鼻づまり。

逆を言うと、このくらい強烈なドクダミの香りを感じていないくらい

鼻が詰まっていたんですが、

ものの数十秒で!一発で!!見事に抜けました。

 

いろんな意味で衝撃的で感動した小学校低学年の私。

ドクダミの強烈な香りのダメージを受けつつも、

鼻が通った時の爽快感が忘れられず、

鼻が詰まると自主的に庭にドクダミを採りに行っては

「クサッ!」を繰り返すようになっていました。

 

あの衝撃的な体験から約20年後。

漢方の仕事をするようになって、生薬の勉強をしていた時、

ドクダミは『魚腥草(ぎょせいそう)』と言う生薬(いのうえが言っていたように十薬とも言います)で、

熱や膿・痰を取る作用がある事を知り、

ああ、あの母親のワイルドな治療法は正しかったのだな…と初めて認識したのでした。

 

うちの母があのワイルドな技をどこでどう知り得たのかはわかりませんが、

ですが、これ、本当に鼻づまりや蓄膿に悩んでいる方には即効性があるので、

今、どうしてもどうしても呼吸がつらくて、そんなときに道端にうっかりドクダミを

見つけてしまった時には、一度、是非チャレンジしてみていただきたい技です。

(ただし、いろいろ自己責任でお願い致します…!)

 

2014/06/19

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