もう花盛りの春が間近だなぁとワクワクしているいのうえです。
昨日は午前中から家の近くの公園へ行きまして、
ぐる~っと1時間ほどお散歩してきました。
梅以外になにかないかしらと散策した結果、
残念!枇杷の花はもう終わった後でした。
(1つくらいは咲いてるかなと期待したのですが…)
ちなみに咲くとこんなお花。

R0023436 / urasimaru
6月にはオレンジ色の甘い果実を実らせる枇杷の花は
実は寒~い冬に咲くこと、ご存知でしたか?
ひっそりと白い花を咲かせるのがだいたい11月~1月くらいと言われています。
昨日はよーく見ると、これから膨らんで色づいていって
6月にはあの美味しい枇杷になるんだろうなぁという姿を発見。


だいぶ拡大はしてみたものの、これがいのうえの限界。。。
でも確実に枇杷ジュニアの雰囲気はありました。
実る時期が楽しみです。
さてさて枇杷の実ではなく、葉ではありますが、
枇杷葉は昔から民間療法でも使われ、
家に枇杷の木が植わっていれば病気知らずとも言われています。
時々お店に、枇杷の葉のお茶を探していると来られる方が
「ネットでいいと見たので」と言われるので実際に検索してみますと、
ほんとかしら?と思ってしまうようなものも含めずらりと出てきます。
あれこれ出てくるのも、万病を癒やす霊薬として扱われていた名残ですかね。
中医学(漢方)では「肺」や「胃」の熱を取り、咳や悪心・嘔吐などに使われる中薬に分類され、
有名な処方「辛夷清肺湯」の構成中薬でもあります。
これからスギ花粉が盛り上がり、鼻・喉などの症状に苦しむ人が増える季節、
「辛夷清肺湯」の出番も増えそうです。
最後に新宿店恒例、花言葉検索の結果、
枇杷の花言葉:温和 治癒 あなたに打ち明ける
「治癒」だなんて、やはり昔から人々の健康に役立てられていた枇杷らしい花言葉でした。