皆さんこんにちは、峰村です。
猛暑からは解放され、少し過ごしやすくなって来ました。
今年の夏は暑いかと思ったら急に肌寒くなったり、 雨も多いく体調管理が大変でしたね。
夏の暑さに関係なく、 手のひらと足の裏が暑くなることがあります。
これは潤い不足による現れで、『陰虚』 の症状のひとつと考えられます。
お年頃です、私の場合

夏は特に、どっちか分からないなぁと思いながらも、 冷たいところを探してペタッとくっつけてみたりして


体温を下げるために、手のひらを冷やすという方法があります。
これは手のひらにある、AVA血管という体内の動脈と静脈を繋ぐ 太い血管を冷やすことで、 深部体温を早く下げることができるそうで、熱中症予防などで紹介されています。
このAVA血管の走っている場所を見てみると、なんと、 手のひらと足の裏、そして顔。
中医学でいう、陰虚症の【五心煩熱】(手のひら・足の裏・顔・ 心に熱を感じる)とほぼ一致してる

身体の深部に熱がこもると、手のひらや足の裏などに熱が現れる( 感じる)ということですよね。つまり私達は、そこに暑さを感じるようになったら、 身体の深部に熱がこもっていると知ることが出来るという事です。
中医学は5千年も前から発展し、 脈々と受け継がれてきた中国の伝統医学。科学というものがまだなかった時代から使われていた理論の答え合 わせがまた一つ出来ました!
すごい


あ、大事なことを言い忘れました!陰虚の場合の熱は、手のひらを冷やしても治りませんよ。これは陰(潤い)の不足によって熱が上がっているから。
身体のバランスを診るのが中医学。潤い不足はもちろん、 過剰でもバランスよく健康な状態とはいきません。身体にとっては、エネルギー(陽)と潤い(陰) は両方がバランスよく必要です。私は、潤いを補う漢方薬(補陰薬)を毎日使うようになって、 今は気になることはなくなりました!
自分の身体の体質を知り、早めに調整することで、 毎日を楽しく元気に過ごしていきましょう!
漢方薬は助けてくれる♡