日曜にやたらと黄色が眩しい木を見つけまして、近寄ってみたらサンシュユでした!

いつぞや、秋に新宿御苑で実っているのを見ましたけども、
花をちゃんと見たのは初めてでした。

鼻を近づけても特別匂いは感じられずですが、
至近距離で見たくなる細かい花の姿は可愛いものでした。
先程調べて初めて知りましたが、私が黄色が眩しいと感じた通り、
早春に黄金色に咲く姿から「ハルコガネバナ」という別名も。
また、秋には真っ赤な実をつけることから「アキサンゴ」とも呼ばれるようです。
季節により視覚的に楽しめるこの木を庭木で植えられているご家庭もあるようですね。
実は身近な方も多かったり…?
さて、サンシュユ。漢字で書きますと「山茱萸」と書きます。
この「茱萸」というのがグミのような実のことを表しており、
中医学ではこの実を中薬として使用します。
蘭州金匱腎気丸、杞菊地黄丸、八仙丸、瀉火補腎丸、参馬補腎丸などなど
いわゆる補腎薬に多く使われています。
ぜひぜひこれらの漢方薬飲んでいらっしゃる方、
お庭や公園で咲いている姿を見られた際には、
あの子の力をもらっているんだなぁと思ってくださいませ。
ふと目に止まった時の不定期更新ですが、
少しでも漢方薬を身近に感じ、もっと好きになっていただけたら幸いです♪
最後に、恒例の花言葉
持続 耐久 強健 気丈な愛 成熟した精神
補腎しそう…笑