今日も夕方から天気が崩れ、雨が降ってきました。
最近は、なかなか晴れの日が続かなくて残念です・・
天候の変動が激しいせいか、
「体がだるい」、「頭痛がする」などの不調を訴えるご相談も増えてきています。
中医学では雨などの湿気の多い時期の体調不良を「湿邪(しつじゃ)」(外湿)と
結びつけて考えます。

湿邪は
●重くて粘り気がある
●下に向かう などの特徴があります。
その為、
●体が重くだるい
●軟便・下痢っぽい
●停滞する事で現れる、浮腫み
等の症状が現れることが多いです。
また、「鈍い痛み」を訴える頭痛などもあります。
こうした症状は、ずるずると長引くと治りにくくなるため注意が必要です!
湿邪は湿気の多い時期によく現れるので、これからの梅雨に向けて、
対策をしていきたいですね♪
お茶などの利尿作用のあるものや、香りのする紫蘇は
体内の余分な水分を取り除いてくれますよ。
ただし、胃腸が冷えると、胃腸(脾胃)の機能が低下し、水をさばけなくなる為、
体の中から新たな湿(内湿)を生んでしまう事になります。
なので、食べ物・飲み物は、温かい物を摂るように意識してみてください^^/
湿邪に負けないカラダ作りをしていきたいですね★
慢性的な下痢や、風邪に伴う胃腸症状に対応できる中成薬(漢方薬)も
ありますので、どうぞお気軽にご相談ください。