すっかり季節が変わり、11月に突入しましたね。
今年も残す所あと2ヶ月…早すぎるっ!冬は「腎」を養う季節ですよ~♪
皆さん、黒豆や黒ゴマ、枸杞の実、きくらげ等を摂りながら、冬はゆったり過ごしましょう。
さて、今日は先日出席した「中医五官病専門オープン講座」の様子をお届けしたいと思います。
今回ご登壇して頂いたのは、中国でご活躍され「鼻病五度弁証」の第一人者である熊大経(ゆうだいけい)先生!
熊先生が考案した「鼻病五度弁証」とは、鼻の各部分と臓腑の関係性をまとめた弁証方法です。
例えば、鼻の奥に位置する部分(上甲介・鼻頂)は「腎」と、鼻の外鼻・鼻の先(鼻尖)は「脾」と繋がっていると考えられています。つまり、鼻の病気や症状は局所的な問題では無く、全身状態にも繋がりがあるという考え方です。
実際に、鼻症状のあるお子さんで夜尿症や喘息などを併発している場合、鼻の症状を中成薬で対応して状態が良くなると、結果的に夜尿症や喘息も改善できたという症例がみられたそうです。
「やっぱりカラダは全身繋がっているんだ・・・」なんて、当たり前だけど改めて深く考えさせられました。
さらに今回、熊先生の通訳をされたのが新宿店でもお馴染みの仝先生でした♪かっこよかったですよ!
仝先生も耳鼻科を専門に数多くのご相談を受け、とても人気のある先生です★
仝先生は普段からユーモアたっぷりでかっこいい先生ですが、熊先生との掛け合いがとても面白くて4時間の講座があっという間に感じました。
熊先生もとてもチャーミングな方で、お人柄がとても魅力的な先生でした。

熊先生は、書道が得意でお好きらしく、今回この機会に書いてきてくれたそうです!
今回は、鼻の症状にスポットを当てた内容であり、とても勉強になりました。鼻の症状に関しては、殆どの方が経験されたことがあるかと思います。それが長引くととても辛いですが、カラダ全体のバランスを見ながら改善していける方法があることがわかりました!驚
新宿店にも、耳鼻科のスペシャリスト仝先生の相談会も月に1度ございますので、お悩みの方は是非ご相談されてみてください^^/(鼻の症状の他、めまい、耳鳴りなど頭部のお悩みを中心に承っております。)
寒い季節ですので、湯船に浸かったりして体を温めるのはもちろんですが、乾燥も気になる時期ですので、マスクや加湿器の利用も始めて良い頃です★
皆さん、風邪には気を付けてお過ごしください~♪