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経血について
こんにちは
新宿店、掛上です。
妊活のご相談の時に、「生理の経血はどんな色ですか?」と、
お聞きしています。
「普通の血の色です。」という返事が多いのですが、
じっくり見ることもないので当然です。
経血は子宮の内膜が、役割りを終えて剥がれ落ちて来たもの。
情報を沢山持っています。
①鮮やかな真っ赤?
②少しくすんだ赤?
③赤いけど水で薄めたみたいに少しうすい色?
④赤いけど少し暗かったり、黒っぽかったりする?
あなたはどのタイプに近いでしょうか?

①「鮮やかな赤」で経血が多めの方は、体に熱がこもっていると考えられます。
アトピー性皮膚炎などの炎症がある場合なども熱がこもりやすくなります。また、病気のために経血がとても多くなっている方もいらっしゃいます。放っておくと貧血になるので注意しましょう。
②「少しくすんだ赤」は良い色です。
③「赤いけど、水で薄めたみたいに少しうすい色」の方は、血の栄養が不足している血虚(けっきょ)と考えられます。
体力がない、お肌が乾燥しやすい、髪の毛が枝毛や切れ毛になりやすい、爪が割れやすいなどの症状のある方もいます。
④「赤いけど暗い、黒っぽい」方は血の巡りが良くない瘀血(おけつ)と考えられます。
経血にレバー状のものや、膜の様なものが混ざることもあります。生理痛が強い、生理前に頭痛がする方もいらっしゃいます。瘀血をそのままにしておくと婦人科の病気を起こしやすくなるので、整えておきましょう。
一つだけでなく、色々なタイプが混ざることもよくあります。
経血の色だけじゃなく他の症状も参考にして、体質に合った漢方薬で体を整えることをおすすめします。
そして暖かく、柔らかな、ふわふわの着床しやすい内膜に整えて行きましょう。

2022/07/25
イスクラ薬局の運営会社情報
運営会社 |
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1960年3月1日 |
事業概要 |
ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売 |