イスクラ薬局(東京)

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Twitterに上げた呟きたち

こんばんは。櫻井です。

今日は、、あ!もう閉店時間ですね。ご相談の合間に、冊子を読んでは呟いて、ブログ書いて、なんてしてるとこんな時間に。。

twitter(トゥイッター)に余りご興味ない方、登録が面倒なかたもいらっしゃると思いまして、内容をこちらにアップさせて頂きます。

 

 

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今日のメモつぶやきは吉祥寺は真弓小児科医院の真弓定夫先生のお言葉達です。

 

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食の年間指標 「春苦み 夏は酢の物 秋辛み 冬は油と心して摂れ」 石塚左玄(明治時代の軍医)

 

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空腹は最高の調味料。子供を自立させるには飢えさせよ。暖衣 飽食 病気のもと。子供は大人が教えた事じゃなくて、大人がやっている事を手本にしている。「わが子にはまっすぐ歩けとカニの親」。。メモメモ

 

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メモメモ>>>ネズミを5つのグループにわけて、生きるのに必要な最低限の餌をあたえていく。2番目のグループから餌の量を少しずつ多めに与える。すると餌の量を増やしたグループのネズミほど子供を産めなくなっていく。栄養の摂り過ぎは「産めない」体をつくることにつながっている。

 

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日本人の腸の長さは平均7.6m。これは平均的なヨーロッパ人の腸の長さより2m以上も長い。それは穀類は消化に時間がかかるためというのは良く言うが、逆に肉は腐りやすいから腸が短い方が良い。体の中に長い間あると病気の原因になるためというのは知られていないかも。

 

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「ご馳走さま」の馳走とは「走り回る」という意味。食材やその食事を作るため、採るために奔走してくれた方々への感謝の言葉。 「いただきます」は「命をいただきます」という意味。

 

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食べ物:早飯早食いの人は箸置きを使ってみよう。食べ物が口の中になくなるまで箸をおいてゆっくりかんで食事をしてみましょう。

 

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白砂糖は自然界に絶対存在しえない食品添加物=化学薬品なんです。

 

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一日に食べてもよい白砂糖の量は大人なら40~50g(角砂糖約7個分)。子供なら20g(角砂糖約3個分)。料理に砂糖を使うなら、サトウキビやメイプル、てんさいなどの原料の全成分をそのまま煮詰めて食った、糖蜜やミネラルが多い含密糖を使おう。

 

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白砂糖は石灰・炭酸・亜硫酸・亜硫酸ガスをつかって不純物を取り除き、ほう酸塩や塩素などを使ってさらに透明な液を作ってつくられ、べた付くのでビタミン・ミネラルも抜いて、漂白もされている。

 

 

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白砂糖は(C6H12O5)2という化学薬品に近い構造をしている純粋な炭水化物。白砂糖を摂ってすぐ元気になるというとろこも、薬品に作用が似ているため。作用もあれば副作用もある。

 

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体に良い食生活の基本: カタカナ食品をひらがな・漢字のモノに変えるだけでいい。スパゲッティ→うどん、パン→ご飯、チーズ→豆腐、スープ→味噌汁などなど

 

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牛のお乳は良くて、ネズミのお乳はだめなの?なんで牛乳だけが特別扱いされているの?成分調整しないと、脂肪分を抜かないといけない食品ってどうなの?それでもあなたは牛乳をのみますか?メモおわり。。

 

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世界で一番牛乳を飲んでいるノルウェー。しかし、ノルウェーの骨粗鬆症の発生率は日本の5倍。。。。像は牛乳を1滴ものまず約5トンの体重を支える骨を作り上げている。野菜や海草には牛乳の何倍ものカルシウムが入っている。

 

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牛乳を分解する酵素【ラクターゼ】が圧倒的に少ない日本人。牛乳のカルシウムは飲んでもほとんど便から排泄されている。

 

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メモメモ。。牛乳に対して小松菜は1.5倍、大根の葉っぱだと2倍以上、切干大根だと5倍、昆布なら6.5倍、わかめなら7倍、煮干しなら22倍のカルシウムが入ってる。わかめと煮干しで味噌汁作ったら牛乳飲むより断然カルシウムが十分取れる。

 

 

 

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今回読ませていただいた美健ガイド社の小冊子、真弓定夫先生の監修シリーズは本当にためになる事ばかりです。食の基本、健康の基本がしっかり書いてあります。是非是非皆さまも一度お手に取ってみてください。

2010/12/04

赤ちゃんに与える食事のポイント

こんばんは。櫻井です。

今日は先日注文した冊子が大量に届きました。こちらのブログにも、お役立ち情報を上げて見たいと思います。

それでは、『赤ちゃんに与える食事のポイント』です。

赤ちゃんのいらっしゃるご家庭は是非参考にしてみてください。

● 可能な限り母乳哺育をしましょう
● 生水を飲ませる時は、生後半月ごろから。体温くらいまい温めた水を飲ませ少しずつ慣れさせましょう。
● 離乳食は、パンやベビーフードにせず手作りで。出来れば裏漉しはやめて食物繊維も摂れるようにしましょう。
● 旬のものを食べさせましょう。冬にトマト、バナナ、メロン、スイカを食べさせるのは、冬にクーラーをかけるのと同じです。
● スプーンを使う時は、赤ちゃんの下唇に当てるようにし、赤ちゃんが自分の力で吸い取るようにしましょう。口の中に食べ物を入れてはいけません。
● お粥は白粥が基本。薄味にして、素材の味を覚えさせましょう。パンやミルクなど余分な味を混ぜると味覚が育ちにくくなります。
● 歯が生えてきたら、一口で飲みこめる大きさのもの、刻んだもの、漉したもの、すりつぶしたものは避け、舌やあごを使わせるようにしましょう。
● 五味(甘味、しおから味、酸味、旨味、苦味)を小さいころから学ぶことが大切です。味覚が麻痺すると体に良いか悪いか判断できなくなります。
● 小さいころから良く噛むこと、手を使うこと、歩くことで、表情豊か賢い子供にそだちます。
● 基本的な味覚は3歳までで決まります。

(“子供は病気を食べている 第3話:命をつなぐ食べ物” 監修:医学博士 真弓定夫 より)

どうですか?新しい情報、役立つ情報はありましたか?是非実践してみて、大きくなったときにきちんと体に良い物を選べる、健康な味覚を育ててください!

 

 

 

2010/12/04

コーヒーはダメで、紅茶や緑茶いいの??

「コーヒーにも紅茶や緑茶にもカフェインが入っているのに、コーヒーはだめで、紅茶、緑茶はいいの?」というご指摘がTwitter経由でありましたので、調べてみました。

 

 

まず、コーヒーと紅茶に含まれるカフェインの量の問題ですが、良く一般的にコーヒーより紅茶の方がカフェインが多いと言われていますが、それは正しくありません。

 

 

コーヒー豆と紅茶葉100gでは確かに紅茶の方がカフェインがおおいけど、一杯につかわれるコーヒーの量は約10g。それに対して紅茶は2g~5g。飲む状態、紅茶を抹茶のようにして飲まない限りは、コーヒーの方がカフェイン含有率は高い ので、コーヒーは敬遠されているようです。これは、多量の葉っぱを使わない緑茶にも同じ事がいえます。

 

 

次に、中医学的にこの三者を見ると、

コーヒーの性味は苦味で平性。帰経は心肺。効能は養心、安神、強心、利水、解酒毒、適応が眠気、二日酔いで、作用が覚醒とあります。

 

紅茶の性味は苦味、甘味で温性。帰経は心肺。効能は養心、安神、止渇利水で、適応は口渇、煩熱。

 

緑茶の性味は苦味、甘味で涼性。帰経は心肺胃肝。効能は生津、止渇、清熱、解毒、利頭目、除煩、安神で、効能は頭痛、視力低下、倦怠、眠気、煩熱、口渇で、作用が爽快とあります。

(”現代の食卓に生かす「食物性味表]”  日本中医食養学会 編著より)

 

 

これを見比べると、紅茶と緑茶には、止渇*、生津*とありますが、コーヒーには利水*だけです。体の潤いが減ることを中医学では“津液の損傷”という言い方をしていてとても重要視しています。津液とは体の正常な水分の事で、津はサラサラしているのもので、主に身体の表面を潤し、液は粘り気があり、体内をゆっくり流れて骨や髄を潤しています。津液は互いに協力して、臓腑、筋肉、毛髪、粘膜などを潤し、関節の動きを円滑にするなどの働きを持っています。

*止渇:激しい喉の渇きを解消させる

*生津:津液を生む という意味なので生津と止渇はほぼ同意。

*利水:余分な要らない水分・余剰物質を尿として排出する方法

 

そして、中医学はこの津液を守ることを大変重視します。これは津液の不足は組織液の不足としてとらえることもでき、不足することで細胞や組織が正常に働かなくなってしまうからです。津液がへると、乾燥症状(口やのどの乾燥から、便秘など)からひどい場合は脱水症状(意識喪失、痙攣)が見られます。激しい下痢や嘔吐、出血過多などが原因の場合や、慢性病や生活習慣などによって発症する体内の乾燥の場合があります。体から、それがたとえ何であれ、水分(汗であれ、血であれ)が漏れだすことは命にかかわることになりかねないので、津液を守ることは大変重要なんです。そういった意味でも、利水作用だけがあり、興奮作用のあるコーヒーよりも、潤すことができ解毒できる緑茶や、潤す作用がある紅茶の方が身体には良いといえます。

 

 

今回はなかなか鋭いご指摘でした。大変勉強になりました。

またそんなご指摘、お待ちしております。

 

 

2010/12/03

元気になる「中医学食養生の基本」

元気になる「中医学食養生の基本」

~ 医食同源 ~

こんにちは。櫻井です。

最近、当店では漢方のご相談にいらしたお客様に必ずする事があります。それは「食事のアドバイス」です。というのも、この毎日毎日欠かさず食べる【食】というものの存在が余りに軽視されているようで、皆さん偏った食事をされていることを多く見かけます。偏った食事は偏った体質を生みだします。病を治すには薬はもちろん大事ですが、それよりもなによりも、偏った生活習慣・食習慣を正しくすることが病を作らない、そして病になっても早く治すことができる基本を作り出します。

では、一体何を摂ると良くて、何を摂ると悪いんでしょうか?あれもだめ、これもだめ、、なら何を食べれば良いんでしょうか?

そこで、本日のブログでは、私の食養生の師匠、Dr.ryu 劉 桂平(りゅう けいへい せんせい)中医学講師にお話を伺ってみました。

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中医学では、主に内臓のバランスを整えることで病気を治療します。身体全体を考えながら、ひとりひとり、それぞれの体質的特徴(個体差)を重視します。ある程度体質改善をしながら、身体の病気を治します。中医学ではトータルで人間を診ており、病気の原因に対しては主に飲食の失調や精神ストレス、過労、過逸(運動不足)、天候と環境の異常などから分析します。その中には、標治(対症)療法、本治(原因)療法(即ち根本からの治療)などがあります。薬での治療は主に対症療法で、食養生は原因療法に属しています。

また、「薬食同源」という考え方がありますので、漢方薬の治療効果を十分に発揮するためにバランスのよい食事は無視できません。ただし、いくら身体に良い物でも過剰摂取すると害になります

それではご参考のため、下記の内容をご注意されるようお勧めします。

 

 

 

以下のものを摂りすぎると身体に害をもたらします!

① 甘い物 例: チョコレート、甘いお菓子など

(性質が滞るので、体内の湿邪*を生じる)

② 油ものや肉類 例: 揚げ物、てんぷら、ポテトチップス、各種肉類など

(消化吸収しにくいので、体内に湿熱を生じる)

③ 香辛料の多い物 例: 唐辛子、カレーライスなど

(刺激性が強く熱性があるので、体内に熱を生じる)

④ 洋食・加工食品 例: ファーストフード(ハンバーガーなど)、ケーキなど、

(消化吸収しにくいので、体内に湿熱を生じる)

⑤ 牛乳・卵・(大豆)・魚介類

(高タンパクのため消化吸収しにくく、体内に湿熱を生じる)

⑥ 生もの、冷たい物、冷凍のもの

例: 刺身、アイスクリームなど

(胃腸を冷やし、消化吸収機能を低下し、体内に湿邪を生じる)

⑦ コーヒー (興奮性が強いので、体内に熱を生じる)

⑧ アルコール類 例: ビール、日本酒、焼酎、ワインなど

(湿熱を生じる)

⑨ タバコ (熱毒を生じる)

 

 

これらのものは高糖質、高タンパク、油っこい、冷たい物のため、消化吸収しにくいので、中医学で言う脾胃(消化器系)の機能を低下させ、体内に“湿熱病邪(しつねつびょうじゃ)*”を生じさせます。この“湿熱病邪”は経絡を通じて体のあちこちへ運ばれ、さまざまな病気を生じる要因になります。例えば、内臓のバランスを崩すと内臓病になり、皮膚の働きを破壊すると皮膚病になり、血液に影響すると皮膚の赤みやかゆみなどが現れます。頭部に影響すると眩暈や頭痛になり、足腰に影響すると腰痛やひざの痛み、疲れやすくなったり、足が弱くなったりするなど、あらゆる病気を発生する可能性になります。もちろん、漢方薬の吸収率も低下させるので、なるべく過剰摂取しないよう心がけてください。

 

 

 

湿邪”とは、体内に入った消化吸収しきれない飲み物や食べ物などが溜まり、身体に悪いものに変化したものを指します。中医学ではこの身体に悪い物を“湿邪”と言います。

湿熱病邪”: 湿邪が体内に長く溜まると、一部分は熱に変わり、湿邪と混じり合って、湿熱病邪になります。この病邪はしつこくて身体に悪い影響は湿邪よりもひどいです。漢方薬にはこの湿熱病邪を除くことにより病気を治療する処方が比較的多くあります。

経絡とは臓腑や肢体などがお互い連絡して情報伝達しているネットワークの事を指します。

 

 

 

 

 

健康になるために、日常の基本として次の事をお勧めします

① 自分の身体と自然を愛する気持ちで、煮物や和食を中心に「腹八分目」。

(消化吸収しやすく、脾胃の気をたすける)

② 季節の旬の野菜、特に葉っぱのお野菜を火を通してたっぷり食べる。

例:チンゲン菜、小松菜、白菜、キャベツなど

③ 色々な種類でバランスのよい食事を摂るのが大事。

(脾胃の気をたすける)

④ 適度に汗をかく。

(老廃物を排泄し、新陳代謝を良くし、身体の生気が強くなる)

やさしい日光を適切に浴びる。

(朝日や木漏れ日など)(骨や気血の流れが良くなる)

生活のリズムを守る。特に睡眠や食事のリズムなど。

(自然治癒力が高まる)

⑦ 水や緑茶、紅茶を適度に飲む。

(消化吸収を良くし、身体の毒を消す)

 

 

 

食事の比率は穀類4~5割:野菜4割:動物性のもの1~2割

穀類とは米、小麦、大豆、稗、粟など。野菜とは、主に葉物野菜を中心とした季節のもの。動物生食品とは、肉、魚介類、卵、牛乳、乳製品などを指します。

これらをできる範囲で積極的に実践することで、胃腸の負担が軽くなります。胃腸の負担が軽くなれば、胃腸が強くなり、血液が綺麗になり、内蔵が強くなって、元気になります。元気になれば免疫力が高まり、病気になりにくくなります。漢方の治癒効果も高まります。

中医学では。飲食物から生命力をうみだす役割の脾胃(胃腸帰経全般)を、「後天の本」(こうてんのもの)と呼んでいます。「後天の本」とは、脾胃のもつ、食べたものを消化吸収して、その栄養物質を全身に運び、人間すべてのエネルギー源となり、体の健康維持にもっとも重要な役割を指します。

人の体は、細胞一つとっても、血液一滴とっても全て私たちが食べるものから生まれます。どんなに腕の良い大工が建てても、作る材料が粗悪品であれば、しっかりとした作りの安全な家が建たないのと同じように、私たちの身体も、健康な体にはつくられません。食べた物を、体の材料の一部へと加工する工場も、そこで働く細胞たちも、それに指令を出す司令塔の脳も、その指令経路である神経系も、すべて私たちが毎日食べるものから作られていて、やはり、粗悪な物を食べていると、全てがうまく働かないのです。毎日のことだから、軽視しがちな食物ですが、しっかり見直してみたいですね。


2010/12/02

かぜのタイプ?_?

では、前々回の『冬のかぜ対策』の続き、 『タイプ別 かぜの対処法』について書きたいと思います。

 

illust327かぜには、熱性のかぜ、乾燥性のかぜ、寒さのかぜ、湿気のかぜなどがあると言うことは“冬のかぜ対策”でお話しました。それぞれのかぜを中医学では『熱邪のかぜ』『燥邪のかぜ』『寒邪のかぜ』『湿邪のかぜ』という言い方をします。かぜは自然界の邪気であるバイ菌右風邪(ふうじゃ)が身体に入り込んだ事が原因と考えられていて、更に風邪は単独ではなく、上記の他の邪と一緒に体内に入ってきて、それぞれが特徴的な症状発症させます。

 

 

 

熱邪のかぜ

・発熱やのどの痛みに注意

「熱」のかぜは、急な発熱、身体が熱っぽい、のどが痛い、鼻水や痰が黄色く粘りがあるといった症状が特徴です。インフルエンザもこのタイプに当たります。

まずは身体の熱を冷まして炎症を鎮めることが大切です。

 

主な症状 かぜ05

・発熱 ・顔が赤い ・口の渇き ・喉の痛み ・鼻水や痰が黄色く粘りがある

食の養生

涼性の食材で熱を冷ましましょう

・ミントティー ・菊花茶 ・ごぼう ・蓮根 ・くず湯

おすすめレシピ

蓮根湯

すりおろした蓮根(1cm厚さ程度)、うすく切った金柑(2枚)、氷砂糖(1個)をカップに入れ、お湯を注いでかき混ぜます。

良くつかわれるのは…

・天津感冒片(てんしんかんぼうへん) ・涼解楽(りょうかいらく) ・板藍根(ばらんこん)

 

 

燥邪のかぜ Hl11_23

・長引く咳は乾燥のサイン

なかなか咳が止まらない、痰が絡む、といった症状は「燥邪」が入り込んだかぜ。長引いた時に良く見られるタイプで、乾燥した「肺」を潤すことがポイントです。

マスクや加湿器等を使い、乾燥を防ぐ工夫も心がけましょう。

 

主な症状

・咳 ・痰が絡む ・胸が重苦しい ・口が渇く ・皮膚の乾燥 ・便秘気味

食の養生

身体に潤いを与える食材を

・梨 ・枇杷 ・はちみつ ・杏仁豆腐 ・銀杏 ・大根 ・百合根

おすすめレシピ

百合根粥

おかゆを作り、とろみが出てきたら百合根を入れて少し煮込みます。

味付けは塩味であっさりと。

良くつかわれるのは…

・麦門冬湯(ばくもんどうとう) ・潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう) ・百潤露(ひゃくじゅんろ) ・その他百合根含有食品

 

 

寒邪のかぜHl11_16

・ぞくぞくと悪寒がするかぜの初期

かぜの初期で強い悪寒や頭痛、節々の痛み、水っぽい鼻水といった症状が特徴です。このタイプのかぜは、身体をしっかり温めることが大切。暖かい服装を心がけることはもちろん、食事や入浴などで身体を伸から温めましょう。

 

主な症状

・悪寒 ・頭痛 ・節々の痛み ・鼻づまり ・鼻水が水っぽい ・顔が青白い ・汗をかかない

食の養生

身体を温める温性の食材を

・生姜 ・ネギ ・ニンニク ・シナモン ・紅茶 ・三つ葉

おすすめレシピ

生姜湯

すりおろした生姜(5g)、黒砂糖(小さじ1杯)、片栗粉(小さじ1)、

水(適量)を鍋で沸騰させれば出来上がり。

ぽかぽか鍋

白菜、大根、ねぎ、鶏肉、生姜をたっぷり煮込んだら、

最後に三つ葉を添えて。ポン酢などお好みの味でいただきます。

良くつかわれるのは…

・葛根湯(かっこんとう) ・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

 

湿邪のかぜかぜリーフ2

・吐き気や食欲不振などの胃腸障害が特徴

「湿邪」が身体に入り込んだかぜは、胃の痛みやむかつき、食欲不振、下痢といった胃腸障害が特徴です。

体内の「湿(余分な水分)」を取り除きながら、胃腸の働きを整えるよう心がけましょう。

 

主な症状

・胃のむかつき ・胃の痛み ・食欲不振 ・嘔吐 ・腹痛 ・下痢

食の養生

香りのよい食材で胃の症状を緩和しましょう

・しそ ・生姜 ・みょうが ・チンピ(みかんの皮を干したもの) ・梅干し

おすすめレシピ

しそ湯

しその葉(5g・乾燥したものでも可)とチンピ*(3g)を細かく切って茶袋に入れ、水から煮出します。*乾燥したみかんの皮

良くつかわれるのは…

・勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)

2010/11/20

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売