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梅干しの季節です!?

毎日「暑いですね・・・」と言う言葉しか出てこない渋沢です。

7月でこの暑さでは、8月はどうなってしまうんでしょう(T_T)

 

さて先日、自宅で暑さにグッタリしていたところ、宅配便が届きました。

実家から、母が漬けた梅干しが届きました!

渋沢家の梅干し

かなり大量に・・・(笑

 

1つつまみましたが、、、すっぱい!!!

でも私はこの味で育ったもので、これこそ梅干し!と言う感じです。

小さい頃は天日干ししてあった梅を片っ端からつまみ食いして怒られたっけ…と回想しつつも

この酸味に体がシャキッとしました!

 

梅は、「烏梅(うばい)」と言って生薬としても使われています。

[性味]酸・渋、平

[帰経]肝・脾・肺・大腸

[効能]生津止渇、収斂、渋腸止瀉、和胃

効能の生津止渇とは、体に必要な潤いを作り渇きを止めること、

収斂とは、毛穴・汗腺などを引き締めることで、不必要に汗をかきすぎないようにする、

と言った作用のことです。

まさに夏の暑さ対策にうってつけの性質ですね~。

 

この梅を塩漬けにして天日干ししたのが梅干しなわけですが、

塩分が豊富なので保存も効きますし、食中毒の予防にも効果的です。

また、汗をかくと水分だけでなくミネラルも失ってしまうので、その分のミネラル補給にも良いですね。

酸味は疲労回復にも役立ちますし、この酸味が唾液や胃酸の分泌を促し、胃腸の働きを高めます。

 

まさに万能食。戦国時代では、戦の時の必需品だったと言われています。

 

最近は、一粒ずつでコンビニなどでも売っていたりもしますので、

夏の疲労回復・ミネラル補給の対策に、ぜひ水分(麦味参入りがより良いですね!笑)

と一緒に摂ってみてください^^

 

ちなみに昨日は土用の丑の日でしたが、皆さんウナギ食べましたか?

梅干しとウナギは食い合せが悪いと言う話があったなぁと、その原因を調べてみたのですが…

どうやらその話がただの都市伝説で、根拠は無いらしい…と言うことが判明!

えええ~?単なる噂だったの???(;_;)と、新宿店スタッフ一同驚愕でした。

 

精をつけるウナギに、疲労回復に良い梅干し、

気にせずどんどん一緒に摂っても大丈夫みたいですよ?(^_^;)

 

上手に取り入れて、暑い夏を乗り切っていきましょうね。

2015/07/25

不妊カウンセラー養成講座に参加しました

こんにちは、渋沢です。

少し前になってしまいましたが、5月30.31日に、日本不妊カウンセリング学会が主催する

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加してきました。

こちらの講座は年に2回の開催なのですが、毎回全国から500人近くの受講者が集まります。

カウンセリングとケアの基礎・生殖医療の基礎知識・最新の生殖医療などに関して、

各分野で活躍されている方々の講義が2日かけて約10講義行われます。

普段なかなか接することのない、多くの別分野の先生方のお話が聞ける貴重な機会でもあります。

 

毎回多くの講義に頭がパンパンになるのですが、

私が今回特に印象に残っている講義は、

泌尿器科の医師として、男性不妊を専門にされている医師の先生の講義でした。

 

国外では不妊症に関して、男性不妊と女性不妊が同一のレベルで論じられているが、

日本では、不妊で悩む場合、まずは女性の問題と捉えられることが多く、

また、いわゆる不妊治療の病院は、大半は婦人科だと言うのが現状。

男性不妊に関しては泌尿器科の領域であるため、

なかなか夫婦一緒に受診できる施設が少ないと言うことで、

とにかく夫婦で一緒に受診できる施設を、とクリニックを開院された先生でした。

クリニック全体が、「夫婦そろって」をコンセプトにされてる事もあり、

診察説明や外来はもちろん、採卵や精巣精子採取などの処置の時などにも

ほぼ夫婦がご一緒で来院され、お互いをサポートしようとする雰囲気があるそうです。

 

私も妊娠希望のカウンセリングをする中で、できればご夫婦が揃って一緒に体調を整え、お互いの体調を理解しあうことが大事だと思っています。

最近でこそ、ご夫婦揃ってカウンセリングに来てくださる方も増えてきましたが、

それでも、まだ「主人はあまり協力的ではなくて…」とおっしゃる方も多い現実に

ジレンマに陥ることもあったので、この先生の志には大変勇気づけられましたし、

不妊に悩む夫婦が当たり前にお互いをサポートし合える空気が

もっと日本全体に広がると良いなぁと思いました。

 

また、今回は、法律の先生の講義もありました。

生殖医療が進み、卵子提供や代理母出産などが行われた場合、

それによる親子関係が法的にどのように確立されるのか、などの講義があり、

医療が進むほど、家族の在り方自体も複雑になっていく現実を垣間見ました。

 

私も妊娠希望の方のカウンセリングをさせていただくようになって

10年弱になりますが、この期間の中だけでも、不妊治療に関して

様々な社会背景や意識の変化があり、それに伴い、

お客さまのお悩みの内容、医療・治療の内容も劇的に変化していると感じます。

もちろん私たち中医学の分野の者も、その変化を受けながら、

漢方薬の出し方、カウンセリングの仕方などが変化してきました。

これからも時代の変化と共に、お悩みの内容も、より多様に、複雑に、

変化していくと思われますが、

私たちも知識の習得ももちろんですが、様々なアンテナを張って、

お客さまのお悩みに向き合えるよう、より精進を重ねていきたいと思いました。

2015/06/16

あま~い香りのスイカズラ

こんにちは、いのうえです。

5月というのに既に日差しの強い日や、蒸し蒸しと暑い日が続いておりますが、

公園でバトミントンをしてみたり、温泉へ行ってみたりと、

暑さに負けずそれなりに楽しんでいるなぁ~なんて思っているところです。

バテないように麦味参は欠かせませんが…

 

さてさて、みなさま、東京都薬用植物園はご存知ですか?

ここは栽培が法律で禁止されているケシやアサを研究用に育てている都内唯一の施設で、

一般の方でも2重のフェンス越しに観察できるようになっています。

現在、ケシの開花時期だけはフェンスも1重越しで観察できるように公開もされています。

これが恐らくこの植物園の一番の特色というか見所になってしまうのですが、

その他にハーブがあったり、有毒植物があったり、漢方製剤の原料となる植物があったりと、

見応え十分な植物園となっております。

(入園料は無料)

 

実はこの植物園は私の地元でして、

研修で何度も足を運びましたし、お散歩でも訪れます。

 

5月17日時点ではケシ以外にも、

金銀花(キンギンカ)、丹参(タンジン)、地黄(ジオウ)、芍薬(シャクヤク)などの

起源植物の花が観察できました。

 

その中でも金銀花の花は見ても面白く匂いでも楽しめるので、今回ご紹介しますね♪

 

金銀花、もともとはスイカズラの花の蕾を薬用で用いる際の中薬名です。

この花、蕾から開花した初日は白色、

翌日には淡い黄色に変わり、さらに時間の経過で濃い黄色へと変化していきます。

このため、金銀花と名付けられました。

咲いているものを見ますと、沢山の花をつけていますが、

一気に咲くわけでもなく次々に咲くため、

白い花も黄色みがかった花、完全に黄色くなった花を同時に見ることができます。

この状態を見て初めて「金銀花だわ!」と思いました。

また、真っ白な花の姿をみると、

今咲いたばかりなんだなぁ~とそのフレッシュな姿にも嬉しくなってしまいます。

 

花に顔を近付けなくとも、甘くいい香りが漂っており、これもまた気分のよくなる花です、

あまり詳しくはないのですが、香水にもスイカズラの香りのものがあるようです。

 

ですが、実際に中薬として用いる金銀花は蕾を乾燥させたもので、

この状態の匂いを嗅ぎますと、

なんだか…なんだか…何かを煮詰めたような匂いといいますか…

一言でいうなら、いい匂いではない(※いのうえの感想)

 

開花時期はちょうど今、5~6月。

 

季節限定でしか収穫できない中薬、金銀花

漢方ではよく清熱解毒の薬に含まれています。

当店でも風邪の方がよくお求めになる天津感冒片涼解楽

また、五涼華にも使われてます。

 

もしこういった漢方薬をお試しの方でも、そうでない方でも、

ご興味のある方はぜひお出かけしてみてくださいませ^^

 

恒例の花言葉は

愛のきずな 献身的な愛 友愛

2015/05/19

GWの行楽にもオススメです

こんにちは、渋沢です。

なんと!今日で4月も終わり!!(衝撃)

今日・明日と有休を取って、大型のGWになっている方も多いようですね。

みなさまこのGWはどう過ごされるご予定でしょうか?

 

渋沢は、実は4月半ばに自宅の引越をしまして、まだ寝床の確保しかできていない状態…。

掃除と片づけに勤しむGWになりそうです(*_*;

 

昨日も天井に背伸びしながら突っ張り棒張ったり、

棚を動かしたり、荷物積み替えたりとバタバタとしていたら、結構な汗だくに。。。

しかもここ数日のこの初夏のような陽気!

そんな時、整理していた荷物の中から出てきた麦味参!!

なんて良いタイミングで出てくるんでしょう…。

やっぱり暑くなってくると必須だなぁ…とガブッと飲んで、

ちょっと離れたホームセンターに自転車でガシガシ走って行った祝日でした。

引っ越しって本当に体力使いますよねぇ。

【麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)】
効能:滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期

 

さて、そんな肉体労働(?)だけでなく、このお休み中、

外に出る機会が増える方にも麦味参はオススメです。

1日外出しているのも普通に体力を使うのですが、

更に、「陽射しを浴びる」と言う状態も、思っている以上に体力を消耗します。

普段、家や会社の中にいる時に比べ、外出すると、太陽に当たる時間が格段に増えます。

外出前・帰宅後に麦味参を1包ずつ飲んでいただくことをオススメします!

 

新宿店も祝日はお休みですが、カレンダー通りの営業ですので、

4/30~5/2も通常通り、10~19時で営業しております。

御苑へのお散歩ついでなどに、当店にも遊びに来てくださいませ♪

 

ちなみに、先程、私の後ろを井上が

「あ~水族館いきた~い…」と呟きながら通過していきました。

うん、暑いしね!GW中、行けるとイイね!(・∀・)

 

あ!そう言えば、私もGW中、神宮球場に野球を観に行く予定がありました!

暑い陽射しの中、調子に乗ってビールを飲み過ぎないように気をつけたいと思います。

(一応、肝機能に良い田七人参茶か木鶏丹を飲みます…)

 

皆さま、良いGWをお過ごしくださいませ☆

2015/04/30

イカリソウ?!

こんにちは、いのうえです。

今回もまったり不定期更新中の薬用植物の開花情報(?)です。

 

昨日、神代植物公園で出会ったのがイカリソウ

水生植物エリアの入ってすぐの茂みの中にひっそりと咲いていました。

特徴的な形の花です。

この形が船の錨(イカリ)に似ていることからイカリソウと名付けられたようです。

 

また花の形だけでなく、葉も特徴的です。

茎が3つに分かれ、それぞれに葉を3枚ずつつけることから

三枝九葉草」とも呼ばれています。

漢方薬では葉や全草を使用し、

中薬名は「淫羊霍(正確には草冠に霍)」と書いて、インヨウカクと読みます。

昔、羊がこれを食べて精力絶倫になったという伝説から名付けられたとか……

漢方の世界、こういった言い過ぎな伝説が多いように思います。

それがまた面白いのですけどね。

 

補腎薬に分類される中薬で、

参馬補腎丸、至宝三鞭丸などの中成薬をはじめ、

養命酒やナンパオなどの強壮薬にも使われています。

服用されている方、ラベルなどに書かれている成分をチェックしてみてくださいね。

 

ちなみにイカリソウの花言葉、かっこいいのですよ。

 

あなたを捕える 人生の出発 君を離さない

 

情熱的でかっこいいわーと思ったのですが更に調べると、

インヨウカクの伝説にちなんだ花言葉と知って苦笑いした、いのうえでした。

2015/04/27

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売