こんにちは、太田です。
イスクラ薬局は19時閉店なのですが最近は閉店後も明るくて、夏が近づいている実感がありワクワクします。
今年は本日、6/21からが二十四節気の夏至、七十二候では「乃東枯 なつかれくさかるる」。(意味は夏枯草が枯れる時期)
一年の中で一番太陽が出ている時間が長い時期です。
さて、タイトルの「夏至の生薬」と聞いて私が思い浮かべるのは2つ。
ひとつは既出の「夏枯草」(かごそう)・日本名をウツボグサ。
もうひとつは「旱蓮草」(かんれんそう)・日本名をタカサブロウ。
実は先日、六本木店の車田さんと一緒に薬草・生薬や冬虫夏草にお詳しい先生の元を訪れ、山や薬草園で植物を解説していただいて来ました。
とーーーーーっても充実した1日で、(そのご報告も近いうちにブログにてご紹介いたします)その際に夏枯草の写真を撮ってきました。
それがこちら。

夏枯草という名前は、この花穂が終わってもそのまま枯れて褐色になっても立っていることが中国名の由来になっており、生薬は花穂の部分を浮腫みや残尿感のあるときなどに使用します。
もうひとつの旱蓮草は、夏至の時期から秋の開花期に刈り取って使用する生薬で、若白髪や血便・血尿・目の充血などに使用します。
徳川家三代将軍・家光公がこのタカサブロウのおひたしが大好物だったといういわれがあるようです。
この旱蓮草は、夏至の反対の時期である冬至の前後に収穫をする女貞子(じょていし)・日本名トウネズミモチと一緒に配合すると「二至丸」(にしがん)という処方になります。
「二至」とは、それぞれの収穫時期である夏至と冬至に因んでおり、生薬名ではなく季節の名前をつけられたこの処方名がとても好きです。
イスクラ薬局では、この「二至丸」をもとにした健康食品、二至丹を扱っておりますのでご興味のある方は是非お尋ねください。

旱蓮草の写真は残念ながら無いのですが、トウネズミモチ(女貞子)も先日一緒に撮影してきました。
それがこちら。
よく家の垣根などに使用されてきた植物なので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
生薬としては、この果実を使用します。
実は私、ネズミモチ(今となってはトウネズミモチかネズミモチかわからないのですが)には思い出があります。
というのも私が通っていた幼稚園の園庭に植わっていて、この青い果実をむしり取って潰し、中に入っている白くて小さな「ネズミのスプーン」を採取しては楽しんでいました。そんな思い出のある植物です。
きっと皆様の思い出にある植物も生薬として使われるものも多いと思います。
先日撮影した写真はまだまだ沢山あるので、少しずつご紹介してまいりますので、是非楽しみにお待ちください。














