子宮内膜症にご注意
子宮内膜症は最近若い女性に増えていると言われます。赤ちゃんを育てるベッドとなる子宮内膜が、子宮以外の場所に出来てしまう病気です。月経痛なんて我慢するしかないと考えている方は特にご注意を。強い月経痛や性交痛といった自覚症状がある方は、内膜症の可能性が考えられます。また、それほど強い自覚症状がない場合でも、「なかなか子供が出来ない」と訪れた産婦人科で病名を告げられることが多い様です。不妊症の原因となりますので、早い時期に対策を取った方がいいでしょう。西洋医学的には腹腔鏡手術のほか、ホルモンの分泌を抑える薬物により治療します。
ピンクジェノールとは?
ピクノジェノールはフランス海岸松の樹皮から抽出したエキスのことです。このエキスにはプロアントシアニジンと呼ばれる主成分のほか40種以上の天然有機酸が含まれており、これら有機酸は強力な酸化防止物質として機能しています。
ピクノジェノールの効能効果としては子宮内膜症のほか、美肌効果(コラーゲン合成促進)、不眠の改善、慢性疲労症候群の改善血流障害の改善(コレステロール値増加予防)等が報告されています。ヨーロッパやアメリカでは大変人気があり、国によっては薬として使われています。
漢方では子宮内膜症にどのようなお薬を使うのでしょう。多くの場合血液の流れが良くない血 (おけつ)と、気の巡りが悪い気滞(きたい)
いう状態ととらえ血液と気の流れを良くする薬が用いられます。三稜(さんりょう) と莪朮(がじゅつ)という 2種類の薬草を合わせて飲むと、その作用がより高まるとされており、止痛効果も期待できます。 その他、丹参(たんじん)という優れた薬草を含む冠元顆粒(かんげんかりゅう)というお薬や、おなじみの田七人参(でんしちにんじん)も症状の改善に役立つとされます。
西洋で有名なピクノジェノールと、漢方の三稜・莪朮。どちらを飲んでいいか悩んでしまいますね。そんな方に朗報です。なんと両方の成分を含んだ健康食品、爽月宝(そうげつほう)が販売されています。服用後、生理痛の改善だけでなく、体が軽くなった、冷えが改善されたという感想も頂いております血液ドロドロが気になる女性に是非お試しいただきたい商品です。
なお血液や気の流れを改善させる効果が強いため、それらが不足している方(例えば疲れやすく、血気味の方)は使用する際に注意が必要です。気血を補うお薬を一緒に飲まれると良いでしょう。