9月になって少し涼しくなってきましたが、まだ湿度が高いので日中はムシムシしますね。
紫外線指数は「6」
今日は曇りがちなのでいつもより低い数値になっています。
さて、
夏は今日までですよ!

というのは、
二十四節気では今日までが「処暑」で、「暑さは峠を越えて徐々に陽気が弱まってきますよ」という期間でしたが、明日からは「白露」へと移り変わります。
「白露」とは「秋はいよいよ本格的となって草木には露が宿るようになりますよ」という意味なので、暑い季節ももう終息に向かうことになります。
日の長さも徐々に短くなり夕方6時ころにはもう暗くなっていますね。
今まで暑くて嫌だった夏が終わってしまうのは少しだけ寂しい気持ちもありますが、秋は何たって美味しいものがたくさんあります。
美味しいものを少しだけというのは養生には最適なんですね。

中医学的には、秋は「肺の季節」です。
肺は乾燥を嫌がりますので、乾燥が強くなってくる秋の季節には肺を傷つけやすくなり、特に呼吸器の症状を伴う風邪を引きやすくなります。
うがい手洗いはもちろんのこと、のどの痛みやいがらっぽさを感じたら、板藍茶や板藍のど飴を使って予防を心がけると良いかと思います。
風邪は引き始めが勝負ですので、ご来店いただいた際には、お守り代わりのお薬をご紹介しますね。