今朝はとても寒い朝でしたね~。
本格的な冬の到来により一層のテンションで臨まなければならないと感じている店長の今井です。
先日、ネット―サーフィン(すでに死語?)をしていると、
興味をそそられる記事を見つけました。
「身の危険を感じると、その記憶は精子を介して子孫に伝えられる」
マウスを使った動物実験でアメリカの研究チームが科学誌のネイチャー・ニューロ・サイエンスで発表しました。
実験内容をみると、オスのマウスの脚に電気ショックを加えながら桜の花に似た匂いを嗅がせ、
この匂いを恐れるように訓練した後に、メスとツガイにして生まれてきた子供に様々な匂いを嗅がせてみたと。
すると、桜の花の匂いを嗅がせた時だけ強くおびえるしぐさをみせ、
この反応はさらに孫の代までも続いたということです。
父親のDNAとその子孫の精子のDNAを分析したところ、嗅覚に関連するDNAで変性が見られたとのことです。
後天的な生活習慣やストレスにより受けたダメージは、
精子の遺伝子を介して子供に伝わるということは、
大変興味深いですね。
子宝相談を受けていて、女性ばかりが治療を受けているケースが圧倒的に多いのですが、
現在は男性の精子のケアもとても重要になってきています。
精子の量や運動性が指標になっていますが、
遺伝子解析の分野がこれから先どんどん進んでくると、
もっと根底にある「質」を高めることも、テーマになってくるのかもしれません。
関連記事(朝日新聞DIGITAL)
http://www.asahi.com/articles/TKY201312040021.html
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精子に刻み込まれた情報
2013/12/07