いつものようにネットサーフィン(死語)をしていると、またまた気になる記事を見つけました。
「恋のスイッチの神経細胞 メダカで発見」
なんと。
最近のサイエンスの発展は目覚ましいものがありますよね。
人が恋に落ちるメカニズムは諸説がありますが、はっきりとは解明されていません。
今回は「メダカ」ではありますが、東京大学などの研究チームがのアメリカの科学雑誌「サイエンス」で発表されました。
その実験内容とは、
メダカのメスとオスを仕切りのあるケースに入れて、数時間、「お見合い」させました。
その結果、メスがオスを記憶し、見知らぬオスの場合と比べて、6分の1の10秒程度で、オスの求愛を受け入れるようになることが分かったとのことです。
また、オスを記憶する過程では、脳の中にある特定の神経細胞が「恋心のスイッチ」の役割を果たしていることが分かり、
この細胞を人工的にコントロールすることで、メスにオスの求愛を受け入れやすくすることにも成功したということです。
恋が始まる過程では、やはり記憶に残る行動が重要になります。
「思っていたより優しかった」とか、
「思っていたより男らしかった」とか、
自分が持っている固定観念を打ち砕くほどのインパクトが必要であり、
それが強く印象づけられて「ホロホロっと」いくわけですね。
今回の実験はメダカの記憶のスイッチはある特定の神経細胞に関係していることがわかりました。
人間の恋が始まるメカニズムも解明できたら、幻の薬と言われている「惚れ薬」の完成に一歩近づくかもしれませんね(笑)
“恋のスイッチ”の神経細胞 メダカで発見
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140103/k10014241271000.html