先週末に群馬県の実家に帰省してきました。今井です。
法事というありがちな理由ではありますが、
この年になると法事でもない限り実家に顔を出すこともなくなりました。
たまには親孝行のために帰省くらいしてやれよ、とも言われたりもしますが、
理由もなく帰ったら親に心配されるのではないかとも思ったりもします。
さて、法事というのは先月亡くなった祖母の四十九日法要で、
日曜日の朝からお寺に赴き、
その後はお墓に行って納骨をしたわけですが、
納骨を手伝っていただいた石材屋の担当者にどこか見覚えが・・・。
あれ?
思い出すまでに時間はかかりませんでした。
彼は小中学生時代に同級生だった友人の矢野君でした。
しかも同じ卓球部に所属していて、
当時はぽっちゃりしていたのに、
びっくりするくらい引き締まった身体をしていて別人の様でした。
そういえば大学生になった頃に、
矢野君はすでに大手ゼネコンの関連企業に就職をしていて、
新宿から電車で数分の社員寮に住んでいるらしく、
歌舞伎町で飲もうと呼び出されたことがありました。
なぜそのときに彼の連絡先を知っていたのか、
今となってはもう覚えていませんが、
矢野君とは中学卒業以来全く連絡を取っていなかったのでした。
彼には大人の飲み方(笑)をいろいろ教えてもらいましたが、
ほどなくして連絡を取らなくなってしまいました。
あの時以来だね、と、
北風が強い寒く殺風景な我が家のお墓の前で、
昔話に花が咲いたのでした。
失われていないけど、いつの間にか過ぎ去ってしまった20年。
働き始めてからもすでに10年以上が経っているんですね。
10年前に会った矢野君は若手サラリーマンで、
遊びも仕事も頑張ってますって感じでしたが、
先日あった時にはとても凛々しく、そして逞しく、
きっと良いパパをしているんだろうなぁという雰囲気が出ていました。
歳を重ねれば重ねるほど味が出てくる人がいます。
自分もそういう人間になれたらいいなと思った、
地元でのひと時でございました。
ブログ日記BLOG
久しぶりの帰省
2014/01/28