ここ東京地方はずいぶんと蒸し暑くなってきており、梅雨の到来を感じさせる陽気です。
身体の重だるさを感じ始めるこんな時には、出かける前に勝湿顆粒を1包飲んで出かける今井です。
さて、先週の日曜日に勉強会に参加してきました。
テーマは「オ血」
血液循環が滞ると様々な症状が起こってしまうという話でした。
最近、なぜか、
椅子に長時間座っていると足がしびれてくる
さっきまでやろうと思っていたことが急に思い出せなくない
言葉がとっさに出てこない時がある
といった気になる兆候がありまして、
これはきっと血液循環が悪い事が関係していると判断してました。
加えて、暴飲暴食とまでは行かないですが、
過食気味の私には痰や湿などの水液代謝にも問題があるよねと感じていまして、
きっと「オ血」の勉強会でそのあたりの問題も解決できるのではないか思っておりました。
さて、いつもより遅めに出て、お昼過ぎに会場に到着。
全国各地から漢方薬局の先生方が来られているようで、拝見したことがある先生方に挨拶をしまして、
早速始まった勉強会。
中国で西洋医学と中医学の統合医療されていて「オ血」の研究をされている先生が登場。

先生曰く、「オ血」は単独で起こるのではなく原因となる状態があって、その結果として「オ血」の状態になると。
なるほど、私の症状も「オ血」に至るまでに、過去の食べ過ぎ飲み過ぎが原因としてあるのだと。
胸に刺さります・・・・。
なので、「オ血」の治療には、「オ血」の原因となる様々な状態(気の巡りが悪い、元気が低下している、生活の乱れにより代謝が落ちている状態などなど)の治療も同時に行っていく事の大切さを訴えておられました。
とてもわかりやすい説明で大変勉強になります。
その後は、他の講師の先生方とパネルディスカッションがありました。

「オ血」についての研究はここ50年で著しい発展を遂げていると。
また、世界な規模で専門的な研究施設が多数設立されているとのことでした。
今後も西洋医学と中医学でタッグを組んで、現代の複雑な病態の解明が進んでいけばいいなと切に思います。