みなさん、こんにちは。
暑くなったり、寒くなったり、でも常に高湿度。
まさに梅雨です。
洗濯物が乾かないので、早く終わってほしいです。
さて、雲南中医医院への研修の後半です。
研修の初日は移動で終わってしまい、眠りについたのが午前4時近くでした。
翌日は起きられるかどうか不安に思っていましたが、
そんな心配は必要ないくらいにけたたましいモーニングコールの電話の音で目を覚ましました。
朝食をとって午前9時、ロビーに集まってバスに乗り込みます。
みなさん思ったよりもお疲れの様子もなく、これから始まる研修に興奮気味のようでした。
雲南省中医医院の皮膚科に移動して研修が始まります。
午前中は外来研修、次から次へと患者さんが診察室に入ってきます。
先生は皮膚の患部を見て、脈をみて、舌をみて、患者さんの話に耳を傾けます。
その後、処方を決めて、患者さんに注意事項を説明します。
その間、約10~15分。かなり素早い。
次々とやってくる患者さんに対し、丁寧かつ滞りなく診察が進んでいきます。
処方は人それぞれ微妙に違っています。
また、皮膚科の疾患で病院に来ているのですが、必ずしも皮膚科特有の薬が出るわけではないのが中医学で、
ニキビで来られた方に、自律神経を整える薬を使ったり、
小児の皮膚症状には、胃腸の働きを整えるお薬を使ったり、
こういう部分では我々も中医学を勉強する身として、とても納得がいきます。
午前中では、約20数名の患者さんを診察されていました。
お昼は近くのお店へ。
雲南料理は思ったより辛くなくて大変美味でした。
お店を選んでくれた先生に感謝です。
その後は、近くを散策して、薬局に行ってみました。
中成薬(漢方薬)ばかりが並んでいるかなり大きい薬局です。
日本の漢方薬の種類は限られていますので、中国のようにいろいろな種類の薬が使えたら治療の幅が広がります。
午後も外来研修でした。
主任教授の先生の外来だったので、それはもう混んでる混んでる・・・・。
どうやら1日に100名近くも見るとのこと。
数日前に予約をする人までいるということなので、それほど信頼されているのかがわかります。
我々も気合をいれて先生の話についていきましたが、終わった時にはもうクタクタでした。
その日の夜は先生方を招いての懇親会が行われました。
前日にあまり寝ていないことを忘れたまま、研修に臨み、疲れもそれほど感じなかったのですが、
ホテルに帰ってきたらどっとやってきた疲労感に、泥のように眠りこけたのでした。
つづく。
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雲南研修②
2014/06/11