こんにちは。
この週末は2日にわたる中医不妊症お茶の間講座のスクーリングとオープン講座に参加してきました。
土曜日のスクーリングでは症例検討を行います。全国から集まった参加者が4班に分かれて提出された症例についてグループディスカッションをします。
私は、婦人科や内科を問わず特に問題がないにも関わらず体外受精をしてもなかなか着床しない着床障害の症例を提出しました。同じ班の方の有効であった経験や思いがけない観点を教えて考え方をうかがい、中医学講師からのアドバイスを頂いてきました。
日曜日のオープン講座は、午前はイスクラ薬局の中医学講師による講義でした。
「不妊症の適確医療に従った周期調節法の中成薬対応」劉伶先生
「妊娠力を改善する補腎活血」王愛延先生
「妊娠に相応しい子宮内膜の対策」張立也先生のお話は着床障害にとても参考になる内容でした。
午後は大橋一友先生による「生殖と老化 卵子・精子・子宮の変化」をテーマにした講演でした。
大橋先生は大阪大学医学部保健学科教授でいらっしゃり、日本不妊カウンセリング学会では不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの養成を行い、不妊症で悩むカップルの支援を行っていらっしゃる方です。ハキハキしたわかりやすい口調で、「加齢」と「老化」は異なり、性成熟期以降に起こる加齢による生理機能の低下で個人差が大きいのは「老化」のほうであること、老化が子宮や卵子や精子にどう現れてくるのか、妊娠と高血糖、糖代謝異常や喫煙と不妊の関係などについてお話してくださいました。
内容が盛り沢山なので、すぐしっかり復習して、明日からの店頭業務に活かしていきたいと思います。
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不妊症スクーリングとオープン講座
2018/08/28