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花粉症と衛気について

こんにちは、吉村です。寒い時期がもう少し続きますね。

今回初めて記事を書かせていただきます。テーマはもうすぐ流行する花粉症について発信させていただこうと思います。

2021年の関東甲信地方のスギ、ヒノキの花粉飛散量は例年よりは下回るものの、2020年の1.8倍と予想されています。(日本気象協会より)昨年は非常に花粉飛散量が少なかったため、昨年症状が軽くても今年は症状が重くなるという人もおられるかと思います。



私自身、花粉飛散の多い年は目が痒くなるので、今年は漢方薬を飲んで予防しようと考えています。

中医学では外部の異物(花粉やウイルス)から身体を守る力を「衛気」(えき)といいます。「衛気」は体を守るバリアのようなもので、目や鼻・のどの粘膜や皮膚などに存在し、外敵の侵入を阻止しています。花粉症、風邪をひきやすい、アレルギー性鼻炎などある人は「衛気不足」(えきぶそく)と考えます。「衛気」が弱いと外部の異物の侵入を簡単に許し、アレルギー反応を起こして花粉症の諸症状を引き起こしたりする他、ウイルスに感染して風邪をひいてしまいます。 これを防ぐためにはしっかりとしたバリアを体の周りに巡らせ、「衛気」を高めることです。

「衛気」の元となるエネルギーは胃腸(中医学では「脾(ひ)」と表します)の消化吸収作用によって作られます。そして、そのエネルギーの一部が肺に送られて、肺の「衛気」の機能を維持しています。

 

○養生法

・風の強い日、晴れて暖かい日、雨上がりの翌日などは花粉の飛散量が増えるので、外出はできるだけ避ける。

・外出時には、マスク、帽子、めがねカバーやゴーグルなどを着用して花粉を遠ざける。

・帰宅後は、衣服に付いた花粉をしっかり払い落とす。

・脂っこいもの、味の濃い物、甘い物、冷たい飲食物は胃腸に負担をかけるのでなるべく控える。

・ファーストフードや加工食品の摂りすぎに注意し、栄養バランスのとれた生活を心がける。

・たばこやお酒、刺激性の強い香辛料などの摂取は控え目にする。

・ストレスをうまく発散する。

・過労、睡眠不足を避ける。       など

 

花粉症の症状が出ることなく穏やかに過ごしたいですね。

「衛気」を充実させたい方におすすめの漢方薬もありますのでお気軽にご相談ください。

2021/02/03

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売